見出し画像

やりたいことを実現するまでに

よく「やりたいことをリスト化」しましょうと言われます。

一般社団法人生前整理普及協会の生前整理アドバイザー2級認定講座でも、やり残したことを書き出すワークをします。

例えば、やりたいことが「○○に旅行する」であるならば、
自分で行く様子をイメージし、どのように行くか、
ツアー旅行に申し込むのか、
自分でプランをたて、個人旅行を楽しむのか、
それなりに準備するべきことをリストアップして、
実際に行動しなくては行くことができません。
これはこれで、夢を実現するためにとても大切なことです。

ところが、
やりたいことをすべて書き出したとしても、
すぐに最終目的に到達するわけではありません。

やりたいことを実現するには、
いろんな条件(時間やお金、スキル、人脈など)をクリアしていくことが必要です。


金銭的な条件をクリアしようとするならば、
貯金をするなどの準備が必要になります。
しかし、貯金もなんとなく貯めていくつもりでいると、
いつまでたっても貯まらない。

いつまでに、いくら貯める、
そのために○○をやめる
アルバイトをするなどして収入をアップする
毎月○○円給料から天引きする
など、きちんと計画をして行動する必要があります。

そうやってしっかりと準備をして、
ようやく何かを実現することができます。

しかし、やりたいことを実現するまでの過程で、
他に楽しみがないとちょっとつまらない…かもしれません。

そこで、お金をかけずに日々を楽しむ方法を考えてみました。

私は、最近ミシンを使った小物づくりにはまっています。
なぜ、このようなことをするようになったのかというと、
母と叔母が「祖母の着物を着ることはないので、処分しよう」という話を聞いたことがきっかけです。

生前整理の講座をしていると、
着物の処分に困っておられる受講生さんが多いです。
売っても本当に二束三文。
店舗に持ち込む場合、交通費すら出ないことはザラです。

しかし、祖母の形見の着物をゴミ(たとえリサイクルであったとしても)として捨ててしまうのはあまりにも悲しい。

そこで、「どうせ捨てるのであれば、どんなに失敗してもいいじゃないか」
と思って、リメイクしようと考えたのです。
とはいえ、ミシンを使ったのは、高校の家庭科の授業が最後くらい。
もともと不器用で、手芸など細かな作業は苦手なタイプです。

それでも、チャレンジすることにしました。
まずは、初心者向けのミシンを購入し、ブックカバーから作りました。
今は、インターネットやYouTubeなどで作り方を公開してくれているので、
それらを見ながら試行錯誤です。
縫ってはほどき…を何度も繰り返す羽目に。

その後も印鑑ケースや小物入れ、通帳カバー、眼鏡ケースなど、
こまごまと作り続けています。
布はたっぷりありますし、
他の材料(糸、接着芯、プラスチックやマグネットのボタンなどなど)もほぼ100均でそろいます。
お金をかけずとも、工夫次第で楽しめることを実感しています。

逆に、作りたいものが多くて、なかなかnoteの原稿が書けず。

大きな目標達成までには時間がかかるとしても、
日々を楽しむ方法はたくさんあります。

工夫して、身近な楽しみをみつけていきたいですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?