身体に染みついたもの
大学の弓道部の先輩交歓射会(現役学生とOBの交流射会)に参加した。
何十年ぶりだろう。まだ弓を引くことできるだろうか。もう無理かもしれない、そう思いながらも、大学時代に使っていた弽だけ持って、道場に向かった。
弓を借りて。。。
練習用の棒矢を携えて巻き藁の前へ。
射法八節
・足踏み、・胴造り、・弓構え、・打起し
・引分け、・ 会 、・離れ、・残心
不思議なもので、弽をつけ、弓を手にすると自然と体が動く。
ビンッという音で矢が巻き藁に突き刺さる。
「アッ、引けるじゃん。」 嬉しい。
射会にも参加させて頂くことを決めた。
正射必中
さすがにそこまで体は戻らない。
それでもイプシロン近傍には矢が集まった。
結果は 八射一中。
欲は言えまい。一中でも立派な結果だ。
身体に染みついた行動様式。
40年の時間を経ても、忘れずに残っていて、意識なしに表れる。
身体の一部に、ガッツリ定着している。
翻って、今、変革しようとしている職場の文化。
一朝一夕に変えられるものではなさそうだ。
永年積み重ねられた行動様式がメンバーの身体に染みついている。
では、身体に染みついた行動様式は変えられないのか?
いや、ちがう。
意識を持てば、変えられる。
今回、弓を引く中で、意識して、変えられたことが一つ。
現役時代に悩まされていた「早気」
OBにもなって当て気にはやるようでは情けない、と自分を戒めた。
「会」の間、少しは直せていたとの自負がある。
組織文化も同じ。習慣を変えようとする意識を強くすれば
染み付いた行動様式も変えられる。
さあ、明日から「染み付いた文化との戦いが始まる」
がんばるゾ~!
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