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心の栄養失調になっていませんか?



私たちは日々、心と身体が成長しています。

私は、コロナ禍で身体がヨコに成長してしまい、ただいま絶賛、元に戻し中。




1.身体の栄養は食事

食事からとれる栄養素、その働きによって

1)エネルギーになるもの:糖質(炭水化物)・脂質

2)身体をつくるもの:タンパク質・ミネラル・脂質

3)身体の調子を整えるもの:ビタミン・ミネラル

があります。

つまり、糖質(炭水化物)・脂質・

タンパク質・ビタミン・ミネラルをバランスよく

 とる必要があります。

食事は、作るときも食べるときも

何をどれくらいとればいいかわかりやすい。

では、心の栄養は何だと思いますか?


2.心の栄養は「ストローク」

心の栄養は「ストローク」です。

ストロークとは本来は

「なでる」「さする」「一打」「一撃」

という意味。


テニスをやっていた私は

ストロークと聞くと、相手と打ち合うことを

イメージします。


ストロークは、心理学では

「自分および他者の存在を認める働きかけ」

と定義付けています。


他者から自分へ

自分から自分へ

自分から他者へ

言葉、態度や表情などの働きかけを

ストークと呼びます。


3.ストロークには種類がある

ストロークには

1)肯定的・否定的

2)言語・非言語

3)条件付き・無条件

があります。

具体的な例で示すと・・・


【肯定的】
言語:ほめる・あいさつする・声掛けをする など
非言語:笑顔で接する、なでる、ハグする など
条件付き:仕事ができてすごいね など (できたことをほめる)
無条件:そのままのあなたが素晴らしい(存在そのものを認める)


【否定的】
言語:悪口、ダメ出し、皮肉を言う など
非言語:失笑する、殴る、無視 など
条件付き:こんなのもできないなんて (できないことを否定する)
無条件:あなたの存在が迷惑(存在そのものを否定する)


肯定的・否定的は

受け取り側がどう感じるかで変わります。

そのため、発信するときに

「心を込めて伝える」かどうかで

受け取り側の感じ方も変わってきます。


例えば

「真面目ね」と言われたとき

ある人は「真面目でいることをほめられた」

と感じるでしょう。

そして、別の人は

「真面目を皮肉られた」と感じる人もいます。


そのため、言葉だけでなく

心を込めて、感情を言葉に乗せて伝えると

意図したストロークが相手に伝わります。


そして、心の栄養になるのは

肯定的なストローク!

特に、肯定的で無条件のストロークが

私たちには必要不可欠です。


4.ストローク不足になると


本来一番良い心の栄養は肯定的なストロークです。

そして、愛情の反対語は「無関心」という言葉があります。

私たちは、ストローク不足になると、

「否定的なストロークでもいいから欲しい」と

渇望するようになるのです。

そのため、無視・無関心が続くと

(無意識に)相手を怒らせようとしたり

相手に嫌がられるようなことをして

否定的なストロークを引き出そうとするのです。

ただ、否定的なストロークばかりを受け取り続けると

どんどん、心が閉じていき、

人を信じられなくなったり

人を愛せなくなったりする

最後には、自分自身も信じられなくなってしまいます。


5.良質なストロークの交換が鍵


私たちの心がすくすくと育つには

良質なストロークが必要です。

それは、パートナー、家族、友人、同僚、知人など

身近な人と肯定的なストロークのやり取り

(言葉がけ、表情など)をすることです。


身近な人だけでなく、コンビニのレジで

エレベーターで人に会った時など

あなたから、微笑みかけたら相手の方も

微笑みかけてくれる時があります。


それも、ストロークのやり取りの一つです。


6.はじめの一歩はあなたから


良質なストロークは他人からだけでなく

自分で自分に与えることもできます。


その一つが、鏡を見て自分に笑顔でほほ笑むこと(^^♪


ビジネスYoutuberの鴨さん こと 鴨頭嘉人さんは

毎朝笑顔で歯磨きをしているそうです。


そして、あなたから肯定的なストロークを発信したら

肯定的なストロークが返ってきます。


休み時間や、トイレに立った時

鏡の前のあなた自身に、にっこりと微笑み

肯定的なストロークをプレゼントしてあげてね。


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