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認知症予防のためのトレーニング

認知症とは

65歳以上高齢者のうち、14.6%は認知症とされ、認知症の7~8割は、アルツハイマー型認知症脳血管性認知症、および、これらの混合型である。

原因疾患となる危険因子には、運動不足、肥満、食塩摂取、飲酒、喫煙の生活習慣と高血圧、脂質異常症、糖尿病、心疾患があり、生活習慣を見直すことが予防につながる。

軽度認知障害(MCI)について

認知症ではないが、正常とも言い難い程度の認知機能低下を有する状態は、軽度認知障害と呼ばれ、認知症を発症するリスクが高い。

発症に影響を与える因子(予防に有効と考えられる)

①魚の摂取

1日1回以上魚を摂取している人に比べ、ほとんど食べていない人は危険が5倍になるとのこと。魚に含まれるEPADHAによる効果と考えられている。

②野菜や果物の摂取

野菜や果物の摂取が多いとアルツハイマー型認知症の発症率が低いと言われている。

ビタミンE、ビタミンC、βカロチンの摂取が予防に有効と言われている。

③ワインの摂取

ワインの摂取をしている人は、アルツハイマー型認知症の発症率が低いと言われている。

④人との関りの頻度

対人的接触頻度が低い人は発症リスクが8倍高いと言われている。

夫婦独居、子どもと週1回以上会う人に比べて独居に閉じこもりがちの人は認知症の発症率が高い。

⑤運動習慣

運動を行い活動量の高い人は、低い人に比べて認知機能低下リスクが低い。中年期に週2回以上の定期的な運動やレジャーなどでの身体活動を行っていた人は認知症発症リスクが抑制される。

認知症予防のためのトレーニング

①コグニサイズ

②高齢者イキイキ体操


③Nintendo Switchの脳トレ


トレーニングをしていて難しいことがあっても、極度に不安や心配にならず、ポジティブシンキングで取り組みましょう。

全てのことを完璧にこなすことが目標ではなく、自分自身の頭の中でしっかりと考えながら取り組むことが大切です。



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