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「300万円で小さな会社を買いなさい」は地方こそ実現できる

「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」というベストセラーになった書籍がある。

いわゆる「事業承継」にまつわる本だ。今回は「地方 × 事業承継」のお話。

「会社を買うお金がない、というか買えるのか?」という方は多いだろう。

私自身も創ってはいるが買ったことはないのでこの本読んでイメージを膨らましてもらう方がいいだろう。

会社というと「社員100名以上の中小企業。そんな会社を買うなんてとんでもない!!」と大半が考えるかもしれない。しかしここでいう会社は、小さな飲食店や町工場なども含めた小規模事業も該当する。

この前提だと都内では難しいが、地方には多いというイメージはつきそうだ。300万円で収まるか不明だが、現に地方では後継者を求める企業が多く、儲かってるのに潰れる「黒字倒産」の事例が少なくない。

私が「地方はブルーオーシャン」と掲げるなかで、そのうちの一つが「地方の事業承継」。「地方 × 事業承継」は、これからの働き方の一つ選択肢としてなるので視野に入れてほしい。

知ってるかい?黒字倒産の多い地方中小企業

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黒字倒産の理由の大半は「後継者不足」による問題。

私も地方へ出張した際に、地域おこし協力隊の方から必ず聞くのが事業承継に関するお話。黒字倒産しそうなお店の情報を色々もらう。そういった情報って代表が年配の理由もありネット上で上がらず、住民などのコネクションから拾い上げられる。

実際は丁寧な仕事をするし責任感は強い。しかしやれ機械化だ、AIだという流れが早い現代には多少ついてくるのは厳しい。
だからこそ、若く時代についていける人が後継者で承継してくれると、倒産防ぎ売上を上げるだけでなく、さらなる革命的な可能性も秘めている。

ただ問題として、人間と同様で今までの環境(習慣など)から外れてゾーンから出るのを嫌う傾向もあり、後継者が入ることでリストラや大幅なコストカット、全く違うことをする、というのを嫌う可能性もある。

承継しても問題があり、続けられそうになさそうなら買う必要もない。

「救う」という表現でなく「買収する」という姿勢で

事業承継で一番間違えてほしくないのが「救う」という姿勢。あくまでビジネスである。

前項で挙げたとおり承継はメリットがある前提。
「救う!」という姿勢ならボランティアで取り組むか、アドバイザーとして報酬を受けながら立て直すべき。むしろアドバイザーは最適解の一つだ。
第3者の目線でアドバイスすることは重要とも思う。

例)飲食店や旅館を営む企業の場合
プランディングやプロデュースが得意なフリーランスの方達にアドバイスを求める。もちろんスキルや経験に合わせ、アドバイスなど。
・新たな景観、発信で認知度UPのための施策
・製品プロデュース、アドバイザーのネットワークを駆使し拡散
・モニタ販売、オンラインショップ設立
・ショップ運営依頼(ショップ運営経験済なら)「後継者問題が深刻」という謳い文句は、不安感を煽りハードルを高める可能性もある。

まとめ:事業承継≠地方創世

「地方=限界集落」と煽られ、地方移住はハードル高い!と連想されるように、「後継者=地方創生に関わる(救う)」という解になってはいけない。

事業承継は、自分自身の経験や知見が活かされ、より生活も豊かになる。
支出も下がり、収入も増える。そうして初めて地方での事業承継が一気に広がる。

この文化が広がれば地方こそ宝の山があり「地方へ出稼ぎに!」という文化が出てくるのではないだろうか。

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