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自由を当たり前と思うんじゃねえ!

やや乱暴なタイトルになっているが、これは自分自身に向けて送った。

本退院してから2週間が経った。
苦しかった期間、辛かった期間、つまり不自由な期間を何ヶ月、何年も過ごしておきながら今の生活を徐々に当たり前だと思っていた自分がいた。

そんな自分に喝を入れるように今日のnoteを書いていきたい。

できればこれを読んでいるあなたにも、
今の生活を振りかって見ながらご覧になって欲しいと思う。

野球部の先輩と再会!そして…

週1回の通院の合間、中学野球部の先輩のお昼に行く機会があった。

僕が中学1年の時の3年の先輩なので、どうも緊張していた。
なんだか当時の緊張感を思い出すくらい。

そんなこんなでお昼にハンバーガーを食べながら、
「先輩の価値観の変わった瞬間」の話を聞くことができた。

その先輩は強豪校と呼ばれる高校に進学、大学まで野球を続けていた
まさに”野球エリート”だ。

ただ、大学野球の先輩の就職先に希望が見出せず、
お金になるであろう英語を習得するためにニューヨークに留学を決めたという。

東京にもいったことがないという先輩が
いきなりニューヨークに行くというストーリーも
個人的には面白かったのだが、

もっと面白かったのは先輩がニューヨークで起こしたパラダイムシフトだった。

僕も初めて知ったことだが、
アメリカ人の中には英語が話せない人が一定数いるみたいだ。

原因は様々で、例えば家庭環境がそもそもよくなかったりと、本人が原因ではないこともあるらしい。

それはホームレスも一緒だ。

だから一概に、
「あいつは英語が喋れないバカだ!」
「あのホームレスは自業自得だよ」
と判断できないらしい。

でもそれがアメリカなのだ。救いの手すら充実していない。
言ってしまえば”先進国”なのに。

帰ってちょっと調べたのだが、
アメリカで文字の読み書きができない成人は1600万人近くもいるという。

それが自分が原因ではないのに満足な教育が受けられなかったとなれば
「運が悪かった」としか言いようがない。。

日本という"自由"な国にいながら

自由な国=アメリカというイメージだが、
それはもしかしたら日本も該当することかもしれない。

僕も僕の地域に住んでいる同級生や先輩・後輩も満足に教育を受け、今では立派な大人になっている。
もちろん、日本語も喋られるし、読み書きもできる。

このニューヨークの現状を目の当たりにした先輩が思ったこと。

「日本という自由な国にいながら、自分のやりたいことを挑戦しないのはもったいなすぎる。」

と思ったらしく、先輩は今でも自分磨きのために日々楽しそうに何かに挑戦しながら生活している。

ハンバーガーを食べながらの小一時間があっという間に過ぎ、
僕の中では、「もっとあなたの話を聞かせてよ!」状態になっていた。

と同時に、自分自身もやりたいこと・目指していることに挑戦して後悔なく生きなければならないなと感じた時間だった。

特に自分は、一度死んでいる。
日常生活を不自由なく送れる幸せを誰よりもわかっているはずなのに、
最近は「シャバっていいなぁ」くらいで当たり前の生活に感謝が薄れ、当たり前のように過ごそうとしていた。

先輩よ。ケツバットしてくれ。

会社も辞めて、自分で起きる時間、寝る時間決められるこんな自由な時間があるなかで、自分のやりたいことに挑戦しないのはもったいなすぎる。

もう一回自分に言いたい。

「自由を当たり前と思うんじゃねぇ!」

今の僕の生活を、不自由な生活を送っている人からすれば
「お前、俺と生活変われよ!」と思うはず。
僕だったら思う。だからもっと時間を大切に生きないと。

よし、Twitterにも決意表明した。
今から俺は少し頑張るぞ。

あとがき

その先輩は会社を辞め、これから世界ランクトップレベルのMBAに進学が決まっている。

しばらく会えなくなる先輩に僕はこう約束した。

「今度は僕が先輩のいる◯◯(国名)に会いにいきます」
と。

男と男の約束だ。
再発などさせずに絶対叶えてやるぞ。

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