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「あの頃に戻りたい」って言ってる人とは距離を置くようにしてる

この写真、2008年頃に撮影したもので、10年前なので僕は22歳、バリバリの現役大学生でした。大学の友人が自主制作映画を作っていて、それのスタッフとして音声さんをやっていましたが、その時の一コマですね。この頃は今より10キロ以上痩せていたし、髪の毛も沢山ありました。まぁ年を取ると見た目の変化は大きいなって思います。

僕にとっては大学生時代が一番忙しかったです。サークル活動・アルバイト・学園祭・学生寮イベントなどなど…数え上げればキリがないほど色々なことをしていました。それはそれは充実した学生時代を過ごしていたと言えます。

ただ、どれだけ大学時代が充実していたと言っても、僕は「あの頃に戻りたい」という感覚は一切持っていません。そして、「あの頃に戻りたい」って言うような人とは、最近では距離を置くようにしています。

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「あの頃に戻りたい」って言う人って、自分の理想の状態を過去に求めてるんだなって思います。今よりも過去の方が幸せだったから、その過去の状態にもう一度浸りたい。そっちの方が幸せだから。そんな感じだというのは十分わかります。

でも、それって「未来を否定している」ことだと思う。今より幸せな未来が描けない。過去よりも幸せな状態になっている未来が描けない。だから、過去の、決まっている楽しかった頃が輝いて見えてしまう。でも、それって、「これから先、あの頃より幸せな自分にはなれないんだ」っていうことを、自分でかってに決めつけてしまっているんじゃないかなって思うのです。

過去は変えられない、変えられるのは未来だけ、そして行動できるのは今だけだから、今自分が行動すれば、いくらでも未来は変えられる。それなのに、それを諦めて「あの頃に戻りたい」って言ってしまう人は、今後の人生で何を目標に生きていくんだろう。ずっと、過去の幸せだった頃を額縁に入れて眺めながら、余生を過ごしていくのかな。

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人間は、常に幸せをアップデートしていかないといけないのです。今より幸せな未来を作る。もちろん過去は過去で思い出として残してもいいけど、その過去よりも今を幸せにすることを考えていきたいし、そういう人達とだけ付き合っていきたいと思う。

「あの頃に戻りたい」って言っている人は、きっと飲み会などでも「あの頃」の話をずっとしているんだろうし、来年も再来年も「あの頃」の話で盛り上がっていると思う。でも、僕は未来の話がしたい。今のあなたが何したくて、何をしてる時が楽しいか、どれだけ人生にワクワクしているかを聞きたい。過去の話は一回でいい。過去に戻りたくないって思えるほど、今から先の未来を幸せの連続にしていきたい。

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