SUBARU ff-1 レストアプロジェクト 第3回
こんにちは。宮城スバル本社です。
第3回目は前回に引き続きエンジンの分解清掃をしていきます。
前回はクランクの滑り軸(メタル)の剥がれを発見したところまで紹介をしてました。
今回は、エンジン内部の清掃作業を紹介します。
シリンダーブロックを分解し、シリンダーライナー、クランクシャフト、ピストン等を取り出しました。
今のエンジンにはシリンダーライナーを外す作業がないため、その当時、この車を整備していた熟年スタッフに注意点を聴きながら恐る恐る作業を進めて無事分解をすることができました。
さて、内部を確認すると・・・
クーラントが流路であるウォータージャケットやピストン冠面にはたくさんの汚れがこびり付いていました。
これはクーラントの蒸発成分や燃料の燃えカスやカーボン堆積物であるカーボンデポジットです。
組付け後にエンジンの性能低下を起さないよう、新車の性能になるように願いを込めてブラシやコンパウンドでゴシゴシと磨いていきます。
・・・が長年の汚れはなかなか落ちません。
根気強く、時間を掛けて磨き続ける必要があります。
全員一心不乱に磨き続けます…
磨き続けた結果…
汚れの堆積物は綺麗に落とすことが出来ました!
あとは、見た目の外観もしっかりと磨いて清掃は完了となります!
次回はボディと内装の分解についてご紹介します。
お楽しみに。
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