長母趾屈筋(付着、機能)
長母指屈筋は、足の親指を曲げる筋肉である。下腿後面に付着している関係から、足関節背屈にも影響を及ぼす筋肉として知られる。
1)付着(起始停止、支配神経)
起始:腓骨後面(腓骨体後面・後下腿筋間中隔、腓骨後面の遠位2/3などと書かれている場合もある)
停止:母趾末節骨底
支配神経:脛骨神経(※L5~S2)
※L=腰椎、S=仙椎
参考とする資料・書籍により、起始停止の付着は微妙に異なる。長母指屈筋は腓骨に起始部がある、外在筋でもある。
この筋は足底では腱として走行し、下腿後面になると筋腹が広がり、腓骨に付着。下腿遠位部において、アキレス腱深層で交差するように走行する。アキレス腱との間には、脂肪体が存在する。
また、長母指屈筋はディープ・フロントライン(DFL)の筋連結に属する筋肉である。
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