宮城高校教育ネットワークユニオン

宮城高校教育ネットワークユニオン(宮城ネット)は宮城県内の高校・特別支援学校の教職員で…

宮城高校教育ネットワークユニオン

宮城高校教育ネットワークユニオン(宮城ネット)は宮城県内の高校・特別支援学校の教職員で組織する個人加盟のユニオンです。教職員の働き方改革は、教育の質的保障のためにも緊急の課題です。宮城ネットに参加して教職員の働き方を変えていきましょう。

最近の記事

2024年度宮城県教員採用試験突破講座 いよいよスタート!

2024年度の宮城県教員採用試験突破講座、申し込みスタートです。是非ご参加ください。 以下の申し込みフォームから!

    • 2024年度予算にデジタル採点システム導入費の項目が!宮城ネットの要求実る。

      過去数年間、宮城ネットは宮城県教育委員会に対して「働き方改革の実現」について具体的要求をしてきたが、この2月議会において「R6年度当初予算案」の中に教育総務費・教育指導費・2.学力向上対策費・5.学力向上推進事業費として40,500,000円の採点事務デジタル化推進費を計上した。 これによって各県立学校に採点ソフトが導入され、各種考査・学力テスト・小テストに係る業務の省力化がはかられることになる。 働き方改革前進の小さな一歩であるが、まだまだ見落としている業務改善のタネは

      • 実効ある学校の働き方改革に向けた街頭宣伝活動を展開

        宮城高校教育ネットワークユニオンは、連合宮城の協力をいただき、3月2日(土)に仙台市一番町で市民に向けた街頭宣伝活動を行いました。 この日は寒い風がビル街を吹き抜ける空模様となりましたが、昨日の雨も上がり多数の道行く人に日教組の緊急署名を呼びかけるチラシととともにティッシュペーパを配布しました。 連合宮城から出していただいた宣伝カーの演説台に代表の福島と事務局長の板橋が立って市民への呼びかけを行った後、仙台市議会議員のひぐちのりこさんと大沼えつこさんが弁士として運動の応援

        • 「パワハラ」による本県教職員の自死について 事務局長談話

          過日、『河北新報』紙上で2020年に本県の女性教職員が同僚教員の「パワハラ」による被害を受けておられたということ。またその結果自ら命を絶たれたという痛ましい出来事が発生していたことが報道されました。これからの宮城県の教育を担うべき若い教職員が未来を断たれたということに深い怒りを覚えるとともに、亡くなられた被害者の魂が安かれと祈るのみです。 さて、この件について私たち宮城高校教育ネットワークユニオンとして見解を述べさせて頂きます。 第1に、辛いこと・苦しいこと・理不尽なこと

        2024年度宮城県教員採用試験突破講座 いよいよスタート!

          オンライン署名のお願い

          日本教職員組合が実施した「2023年学校現場の働き方改革に関する意識調査」によると、幼小中高特別支援学校等の教職員の1カ月平均の時間外労働時間は96時間44分(中学校教職員 116時間28分)でした。これは、「過労死ライン」といわれる「月80時間の時間外労働時間」をはるかに超える結果です。「教員の未配置問題」、「精神疾患による病気体職者数の高止まり」、「教職志望者の減少」など、過酷な勤務実態は負の連鎖を生んでいます。 このような状況で、様々な背景をもつ子どもたちを支えること

          人事委員会勧告完全実施で妥結

          10月4日、宮城県人事委員会は宮城県知事・県議会議長に対し宮城県職員にかかわる給与の改定について以下のように勧告しました。 1.民間給与との較差3,756円(1.04%)を解消するため、給料表を令和5年4月に遡及して引上げ改定(初任給を中心に若年層に重点を置きつつ、全ての号俸について改定) 2.期末・勤勉手当(ボーナス)を引上げ改定(0.10月分) 3.交通用具使用者(普通自動車等を使用する職員)に係る通勤手当の支給限度額を引上げ改定  これによって、給与条例が改定さ

          人事委員会勧告完全実施で妥結

          働き方改革に関する県教委交渉を実施しました。

          宮城高校教育ネットワークユニオンは、この間「教職員の働き方改革」に関わって宮城県教育委員会に様々な改善の申し入れを行い成果を上げてきました。県教委は、今年3月に「教職員の働き方改革に関する取組方針」を出してこの間の取り組みの方針を整理しました。 今年も要望書を提出し、去る10月6日に教職員課と交渉を行いました。その結果有益な回答がありましたのでご紹介します。 宮城ネットの要望に応え、「教職員の働き方改革に関する取組方針」の中で触れられた項目に「自動採点システムの導入」とい

          働き方改革に関する県教委交渉を実施しました。

          9・18ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSILS 再エネ100%と公正な社会を目指して

          9月18日(月)代々木公園において標記集会が開催されました。 ]福島県沖で放射能汚染水が排水され世界中から非難が起こっています。毎年9月18日に行われているこの集会ですが、今年は原発廃止に加えて気候変動や再生可能エネルギー問題にとりくんでいる市民とともに集会とパレードが行われました。 宮城ネットは日教組に結集する全国の仲間とともにこの集会に参加し、11時から15時の集会参加後、原宿-南青山をパレードして来ました。コロナ明け・3連休の最終日ということで大賑わいの原宿神宮前を

          9・18ワタシのミライ NO NUKES & NO FOSSILS 再エネ100%と公正な社会を目指して

          広島平和学習の旅

          9月1日(金)~4日(月)に行われた宮城ネット「広島平和学習の旅」が終わりました。 参加したのは事務局長と今年組合員になった二人の先生。仙台から広島空港まで飛行機で、その後原爆ドーム、平和記念公園、平和記念資料館を見学して広島で被爆した広島県教職員のOBの講演を聴きました。師範学校の学生であったその方は勤労動員で金輪島に行った後に原爆投下を目撃し原爆投下直後の市内に入って被爆されたということでした。ご高齢にもかかわらず声の張りはさすが教師という感じでした。市内で目撃された様

          「公立教員の労働時間法制に関する意見書」を発表 日本労働弁護団

          「この給特法が、教員の長時間労働を招来する法的な要因となり、多数の教員の過労死等や年間5000人を超える精神疾患の病気休職者を生み出し、さらには教育志願者数の減少・教員不足による教育の質低下という社会問題を引き起こしている事実を無視すべきではない。」 日本労働弁護団が「給特法」を中心に公立教員の労働時間法制に関する意見書を8月18日に出した。また以下のような記述もある。 「現在の中教審の委員選出の状況は、公務員を含む労働者に適用される労働基準法などの雇用政策を議論する労働

          「公立教員の労働時間法制に関する意見書」を発表 日本労働弁護団

          宮城県教員採用試験突破講座、二次対策に突入です!

          宮城ネットは講師のみなさんへの支援活動として、教員採用試験対策講座を実施しています。いよいよ後半戦、二次対策に突入です。 二次対策は合計4回、集中的に行われます。8月11日の初回は、TAC予備校の講師による「場面指導」の講義(ビデオ視聴)、そして実習を行いました。参加されたみなさん、お疲れ様でした。 8月18日は教採予備校のKei塾代表の神谷正孝先生のリアルでの二次対策特別授業。随時参加受付中です。

          宮城県教員採用試験突破講座、二次対策に突入です!

          日本私立学校教職員組合(日私教)の教研集会が宮城県開催されました

          日教組の仲間である私学教職員組合が7月29日(土)~30日(日)に多賀城市、石巻市で研究会を開催し学びを深めました。参加者は40名で開催県の宮城県からは当ネットワークユニオンが参加しました。 1日目は開会行事の後、石巻市立門脇小学校元校長の鈴木洋子先生による記念講演がありました。その後参加メンバーからのリポート報告を受け活発な討論が行われました。私学ならではの問題提起に感心したり、ICT教育に関わっては公立と同じような悩みを抱えている実態がわかりました。討論終了後、会場を移

          日本私立学校教職員組合(日私教)の教研集会が宮城県開催されました

          2023年人事院勧告がでました

          人事院は8月7日に、政府ならびに国会に対して、2023年度の国家公務員の給与について、月例給を3,869円(0.96%)引き上げ、一時金の支給月数を年間4.50月(0.10月増)とすること、在宅勤務等手当の新設を勧告しました。 給与勧告と同時に行われた、「公務員人事管理に関する報告」では、超過勤務の縮減に向けた取り組みなどが報告されましたが、長時間労働の是正に関しては、超過勤務に関する「上限規制超え」の実態が改善されないなど課題が残されています。 今後、宮城県人事委員会に

          学校現場の声を国に届けよう!

          22年実施の「文科省教員勤務実態調査」速報値が4月28日に公表されまた。それによると、20年の給特法改正で上限指針を策定したにもかかわらず、教員の長時間労働の実態はほとんど改善されていません。5月22日には、「『令和の日本型学校教育』を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策について」が中教審に諮問され、およそ1年をかけて議論が始まりました。現場実態や現場の声を反映した議論がされなければ、学校の働き方改革はすすみません。教職員のいのちと健康を守るための、長時

          学校現場の声を国に届けよう!

          「2023年度 日教組 両性の自立と平等をめざす教育研究会」が開催されました

          2023年8月3日(木)、日本教育会館にて「2023年度 日教組 両性の自立と平等をめざす教育研究会」が開催され、宮城ネットから1名が参加しました。 基調報告のあと、医師の河野美代子さんの講演会「すべての子どもに豊かな性教育を」が行われ、現在の学校教育における性教育の課題・問題点をを実例を交えて説明されました。河野先生は「さらば、悲しみの性」の著者で有名な方ですよね。 午後からは、「ジェンダー平等教育」「労働教育とジェンダー」「男性教職員の育児休業から考えるジェンダー平等

          「2023年度 日教組 両性の自立と平等をめざす教育研究会」が開催されました