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イメージトレーニングのヒント

高校野球の話しです。
駒大苫小牧高校が甲子園初優勝したのが2004年夏。
実はその大会までに
春夏何度か甲子園出場していたのですが、
甲子園で1勝もできていなかった。
 
普通、この状況であれば、
「甲子園で1勝」
を目指すはず。
 
でも駒大苫小牧高校はちがいました。
 
この話は、チーム作りからかかわった方から
直接聞いたお話です。
 
2004年選手権大会が始まる前から
「全国優勝」
を目標にかかげます。
 
予選勝ち上がって、甲子園出場を決めても
周りからは
「1勝もしたことないのにめざせ優勝か」
と笑われたそうです。
 
でも、本当に優勝してしまうチームは
こんなことは関係ありません。
 
甲子園で優勝するためにやったこと…
メンタルトレーニングを
取り入れていたそうです。
 
ここで大事なのはどういうイメージをするのか?
 
その時に質問されました。
 
「金陽さん、どんなイメージを
 したと思いますか?」
 
僕は
「優勝旗を持ってグランドを
 1周しているところを
 イメージすると思います。」
と答えました。
 
正解は、ちょっと…いやだいぶ違いました。
 
答えはこうでした。
「イメージしたことは・・・
 甲子園で優勝して、
 優勝旗を持って宿舎に帰り、
 両親や父母会、
 学校関係者に
 優勝報告をし、
 感謝を伝える」
ということだったのです。
 
ゴールは球場ではなかった。
実はこれ、心理学的にもかなり重要なことらしいのです、
 

『感謝の気持ちはイメージを強くする』


 
このイメージトレーニングを取り入れて、
毎日繰り返したそうです。
 
選手の中にはイメージだけで、
涙を流す選手がいたとのこと。
 
その努力は甲子園球場で大いに発揮されました、
 
初戦で佐世保実(長崎)を7―3で破り、
選抜大会も含めて大舞台で初勝利を挙げました。
次の相手、日大三(西東京)には7―6で競り勝った。
横浜との準々決勝は、
2年生だった林選手が大会史上5度目の
サイクル安打を達成するなど、
好投手の涌井秀章(現・中日)を攻略しました。
決勝は愛媛済美高校。
甲子園センバツ大会では初出場、初優勝。
この夏の大会は、史上初の
初出場春夏連覇を目指してました。
その済美高校を13-10で破り優勝。
大会記録として残る4割4分8厘の
チーム打率は、その結晶でした。

駒大苫小牧甲子園初優勝\(^o^)/

 
ちなみに、その時の決勝の相手済美高校
最強の4番バッター鵜久森選手
(のちにヤクルト・日本ハムでプレー)
はうちの会社の同僚です♡(少し自慢♪)
 
イメージトレーニングにも質があるのだ
ということをこのことで知りました。
 
なにかを目標にしたときに、
その目標を達成したことと同時に
だれにそのことを報告して
感謝を伝えるか・・・
 
そこにイメージトレーニングのポイントがあるんですね。
この話を聞いて後、
イメージするときに、
だれかに感謝することをイメージして取り組んでいます。
 
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
月曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続173日目)2023.1.9
 
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)

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