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グレーゾーンの中にこそ真理がある

世のなかは、白と黒ばかりではない。その真ん中に広大なグレーゾーン(中間地帯)がある。天下というものは、このグレーゾーンを味方につけなければ、決して取れない。真理は、常に中間にあり。
(向谷匡史『田中角栄 相手の心をつかむ「人たらし」金銭哲学』より)
 
田中角栄元総理大臣の言葉です。
賛否両論ある田中角栄さんですが、
僕はなぜなのか昔から好きです。
父母が小さい金陽に田中角栄さんのいいところを
僕に吹き込んでいたからなのか。
僕と同じ変な名前だからなのか…
どっちでもいいのですが(笑)
とにかく圧倒的に好きではなく、
なんとなく好きという人です。
 (ネットから拾いました)

田中角栄さんのことを少し説明します。
1918年、新潟県刈羽郡の雪深い山村に生まれ、高等小学校卒という最終学歴ながら主に土建業で成功。1947年、29歳で初当選を果たしてからは国政の舞台で強烈な存在感を放ち、郵政大臣、大蔵大臣、通産大臣といった閣僚職や、自民党の政調会長、幹事長など党の要職を歴任。そして1972年7月、ついに第64代内閣総理大臣の地位にまでのし上がるのです。
高等教育を受けていないにも関わらず、東大卒のエリートたちが跳梁跋扈する政治の世界で圧倒的な求心力を発揮し、国政のトップにまで上り詰めた経歴は、豊臣秀吉になぞらえて「今太閤」と評されたりしました。また、記憶力が抜群なのに加えて、常に研究・勉強を怠らないこともあって、知識量が尋常ではなく、冴え渡った洞察力や分析力を持つ人物でもありました。その上に「やると言ったら、必ずやる」という推進力、実行力まで兼ね備えていた田中氏は「コンピューター付きブルドーザー」とも呼ばれました。

(以上ネット情報) 
 
「コンピューター付きブルトーザー」
これ以上強いものはないような気がする(笑)
 
最初の言葉はその田中角栄さんの
言葉なのですが、
心理をついている言葉のように思えています。
ずっと前に田中角栄さんの本で
知ってから気になっている言葉です。
 
田中角栄さんは気づかいや配慮に長けた人情家としてよく語られる一方、
非常に合理的でムダを嫌うリアリストとしての一面も持ってたそうです。
一見、相反するような性質が渾然一体となったような人物像。
そうした性質が、この発言からも見て取れるのかもしれません。
政治家としての田中氏は、
清濁併せ呑むことを地で行く、
度量の大きな人物でした。
そうした人間性の根幹を成していた
要訣のひとつが、
「グレーゾーンにこそ真理がある」
という意識なのかもしれません。
物事は、そう単純に白黒を付けられる
わけでもなければ、
安易に割り切れるわけでもない。
人間も同じで、いつも迷ったり、
間違ったり、悩んだりしてしまうもの。
だからこそ、どっちつかずで曖昧な状態の
「中間(グレーゾーン)」を受け入れて、
大切にしていかなければならない。
そんなふうに解釈すると、
妙に励まされる言葉としても響いてきます。
完全ではない人間という存在そのものを
肯定してくれるような言葉です。
自分もそれでいいんだな。
白黒つけたくないときもあることを
ゆるしてくれているようで
少し安心する言葉です。
 
沖縄の人(とくにおばちゃん)が良く使う
「だっからよ~」
「であるからさ~」
「なんでかね~」
 
の「なんでかね~三段活用」も
グレーゾーンの真ん中にある言葉と感じます。
 
琉球王国の時代から、
中国と日本という大国と渡り合うために
白黒つけない、
あいまいな部分を大事にしてきた
そしてそこに生きてきた僕らの先人の
DNAが刻み込まれているから
このグレーゾーンが好きなのかも♡
 
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
水曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿672日目)2024.5.22
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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