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金陽という名前について

先日、FMレキオのラジオに出させてもらったときに「名前の由来」について聞いていただきました。
改めて僕の名前のことについて投稿します。
僕の名前は「金陽(きんよう)」。
珍しい名前です。

なぜ「金」がついているかということを
簡単に説明すると…
おじいちゃんが「金五郎(きんごろう)」、
父が「金幸(きんこう)」です。
おじいちゃんは五男ですが、
父が10名きょうだいの
長男で「金」がついています。
ちなみに父の弟(僕からするとおじさん)は
「哲(てつ)」とか「孝雄(たかお)」とか
普通の名前です。
もう一つおまけに行くと、
僕の姉の名前は「裕子(ゆうこ)」です。
(よく「金子か?」と言われるので)
 
この「宮城金陽」という名前…
まだ同姓同名はおろか、
同名の方とも会ったことはありません
(「宮城」はここ沖縄では4番目に多い苗字
らしいのですが…)。
ネットでエゴサーチ検索すると、
僕のフェイスブックとかこのnoteブログが
上がってきます。
同じ名前の人がいないのがわかります。
「金陽」だけでいくと「金陽製薬株式会社」
さんという医薬品の会社や
大阪の「株式会社 金陽」さんという、
水産加工会社がヒットします。
僕が社長じゃないかと思える名前の
会社さんですね♪
(「株式会社金陽」の社長さん・社員さん勝手にすみませんm(__)m)。

一度営業に行きたいなと思いますが、
遠いし、なによりも、「何しに来た?」と
言われそうなのでやめときます(笑)
でもいつか行きたい。
金陽が金陽に営業にきたッて社長さんと
会話できるといいな…
そしてこのブログのネタにできるといいな…
金陽のどうでもいい夢でした。

さて、この「金陽」という名前。
大人になった今本当に感謝しかありません。
自分の名前ながらいい名前だと
思っています。
でも、小さい頃はこの変わった名前が
きらいでした。
小学校の頃、まじめに母親に
「名前変えてほしい」
とお願いしました。
母はそのたびに
「おじいちゃんがつけてくれた
いい名前なんだよ、
 自信を持っていいんだよ」
と言ってくれました。

その時によく話してくれていたのが、
沖縄の生んだスーパースター、
カンムリワシこと具志堅用高さん。
「用高ってあんたよりもっと変わった
名前なのに(用高さんに失礼!)
ボクシングという厳しい世界で
世界チャンピオンになって、
だれもやったことのない防衛の
世界記録を残したんだよ。
変わった名前の人はすごいんだよ。」
と、それで納得させられていました。
この名前を付けたのは、
母からの言葉でずっと
おじいちゃん(金五郎)だと
思っていました。
本当の名付け親を知ったのは、
母が亡くなった時。
葬儀終わって後、姉との話で
「あんたの名前つける時とっても苦労した
 って言っていたよ。
 お母さんも『金』つけるのを
 反対したみたい。
 でも長男だからつけないといけないとなって
 その中で相当考えて
 『金陽』にしたんだって。
 これ以上ない名前ってよく言っていたよ。」
と姉が話してくれました。
(金陽)「ウソっ。おじいちゃんがこの名前つけたって言ってたよ。」
(姉)「本当はお母さんがつけたんだよ。」
そうだったんだ・・・。
母も反対していたんだ。
でも、その中で、
僕のこれから先の人生を想って、
いろんな角度から考えて、考えて、考えて…
この名前にしたんだな
ということがわかりました。
母が亡くなった時、
名前を付けられて
30年近くたっていましたが、
その事実をはじめて知りました。
今となっては、母にこの感謝を直接伝えることはできません。
でも、天国でこの気持ちは受けとめてくれているんじゃないかな…
と勝手に思っています。
これからの人生、いろんなことがあると思いますが、
母への感謝の気持ちをしっかりもって、
母からもらったこの名前で、
これからも楽しく生きていきます!
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
よいゴールデンウィーク後半をお過ごしください♪
僕は今日家族とうなぎを食べに行きます。
ゴールデンウィーク最大の贅沢です♪
金曜日に、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿653日目)2024.5.3
 
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)

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