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あるアメリカの小学校で小さな出来事が起こりました。
 
理科の授業時、実験用のねずみが逃げ出してしまったのです。
生徒皆で大騒ぎして探し回りましたが、ねずみは見つかりません。
 
授業を担当していた女性教師がこう言います。
 
「みなさん静かにしなさい。
 そして教室の外に出てじっとしていなさい」
 
そう言って皆を外に出しました。
 
先生は、ある一人の生徒を呼びました。
彼は目の不自由な生徒です。
 
先生は彼にこう言いました。
「ねずみを探してくれるかしら」
 
その生徒は先生の依頼にこう答えました。
「ハイ、わかりました先生」
 
こう言って、彼は耳をすませてねずみを探し始めました。
 
他の生徒たちはこう言います。
「先生、なんで目の見えないあいつにねずみを探させるんだい?
 無理だよ。探せっこないよ。」
 
なぜ目の不自由な彼に、どこに隠れたかもわからないねずみを探させるのかまったくわかりません。

「先生、あそこにいます!」 

しかし目の不自由な彼は程なくして、
逃げ出したねずみを捕まえたのです。
彼は目が見えない分、耳がとてもよかったのです。
 
クラス中の生徒から賞賛を浴びるモリス少年。
生まれて初めて認められた気持ちになりました。
 
そのねずみを捕まえた少年の名はスティーヴィー・モリス
後にスティーヴィー・ワンダーと名乗る男です。
 
彼は現在世界中で愛されている、
もっとも著名なポップシンガー・ソングライターの一人です。
 
目が不自由ではありますが、
聴覚が誰よりも勝れていたことを先生は知っていたのです。
後にスティーヴィーはこの出来事をこう言っています。
 
 
「自分の持つ能力を先生が認めてくれた。そのときに新しい人生が始まったんだ。」
 
 
熱意さえあればどんなことでも成し遂げることができる。
スーパースターの彼は現在も世界中を魅了し続けています。
 

スティービーワンダーの有名なお話ということで知っている方も多いと思います。
僕は先月の勉強会でこの話を初めて知りました。
 
人の特技ってどこに隠れているかわかりません。
 
本人すら、気がついていないかもしれません。
  
先生はどれだけ大きな扉を開けてくれたのでしょうか?
モリス少年の未来ももちろん、
彼の曲を聞いて勇気をもらった人、
彼の曲で癒された人、
彼の曲で次の一歩に踏み込むことができた人・・・
どのくらいの人がスティービーワンダーの歌から力をもらえたかわかりません。
後に語っている
「自分の持つ能力を先生が認めてくれた。そのときに新しい人生が始まったんだ。」
という言葉で僕は心が震えました。
 
先生が生徒のいいところを見つけてあげるのも、
親が子どもの特技を見つけてあげるのも、
ちょっとした目配り、気遣いでできるのかもしれない。
その一言が、未来のスーパースターへかけあげさせるのかもしれない。
「そのときに新しい人生が始まったんだ」
そういう偉業を人生の中でしてみたいと思った宮城でした。
 
今日、5月13日はスティービー・ワンダーさんの74歳のお誕生日だそうです♪
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今週もがんばっていきましょう♪
月曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿663日目)2024.5.13
 
沖縄の生命保険セールスマン
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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