中小製造業は「ものづくり補助金」も検討しよう!
先日、ものづくり補助金の11次の公募が開始されました。
https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html
通常枠で、補助上限は以下のとおりです。
従業員数で別れます。
●5人以下:750万円
●20人以下:1,000万円
●21人以上:1,250万円
補助率は1/2、小規模事業者で2/3。
この辺は、前回10次のときと、同じですね。
なお、今回の締め切りは、8/18までですね。
今から着手しても全然間に合います。
実は、一般型のものづくり補助金は、採択率がまあまあ高いです。
例えば、直近9次の通常枠の採択率は次のとおり。
●採択率:59.3%
だいたい、60%くらいですね。
一方、事業再構築補助金の採択率は、意外と低いです。
直近の通常枠での採択率は次のとおり。
●採択率:37.9%
ザックリ、38%くらいですね。
こう見ると、ものづくり補助金の採択率の高さが分かります。
しかも、ものづくり補助金には、加点項目の選択肢が、結構たくさんあって、普通の企業でも、加点項目で2~3個は取れます。
ただし、事業再構築補助金第6回の補助上限額は、従業員数20人以下で、2,000万円です。
ものづくり補助金の750万円、1,000万円と比べると、やはり大きいですね。
中小製造業が、これらの補助金を検討する場合、次のことが言えます。
補助金額が750万円を超える場合は、事業再構築補助金を検討するのもありです。
しかし、補助金額が750万円以下の場合、事業再構築補助金でいくよりも、ものづくり補助金の方がベターです。
開発のための機械を1台購入する、なんてときには良いですね。
機械の購入を想定している中小製造業は、ものづくり補助金を検討してみてください。
締め切りが8/18までですので、今からでもストーリーを練って、事業計画を作ることは可能です。
コロナ後を見据えて、ぜひ新たなことに挑戦してください。
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