中小製造業のクラウドファンディングの活用
最近は、クラウドファンディングが広がってきましたね。
特に、コロナの影響により、飲食店や宿泊施設の応援とか、コロナグッズ開発などのように、応援・創造の意識が高まって、プロジェクト件数が急増しました。
ここ最近は、コロナ過剰対応が落ちついて生活の正常化の兆しが見え始めたため、ちょっと落ちついてきたようです。
例えば、Makuakeの2022年9月期の純利益は、前期比74%減の6,500万円になる見通し。
これは、急成長の反動なので、ある程度はしょうがないでしょう。
そのMakuakeが、新たに収益の柱を作るために、法人サービスの提供を開始しました。
その名も「Makuake応援仕入れ」
サービス対象は、百貨店やセレクトショップなどのバイヤーです。
商品の仕入担当者ですね。
今までは、生産者が商品提案をして、一般消費者が応援購入する形でした。
つまり、生産者と一般消費者とのマッチングですね。
今回の「Makuake応援仕入れ」は、生産者とバイヤーとのマッチングです。
相手がバイヤーですから、当該バイヤーは、生産者から商品を仕入れて、
自社の店頭やECなどでその商品を販売する、ということになります。
生産者からすると、新たな販路開拓につなげやすくなる、ということになりますね。
こういう仕組みは、BtoC向けの中小製造業には、非常に有効ですね。
今までのように、商品を製造してから販売する、という順番ですと、それなりにリスクが大きいですよね。
でも、Makuakeのサービスを利用すれば、新商品を企画して、魅せる化してMakuakeにアップすることによって、製造する前のニーズ調査としても使えるし、資金調達にも使えるだけでなく、小売店の販路開拓にも使えることになります。
製造する前の新商品の企画・開発の段階に今までより資源を投資することが
できるようになるし、企画・開発力を磨いていくことができますね。
BtoC向けの中小製造業は、ぜひ、検討してみてください。
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