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プリモエイチプラス塗布による乾癬の治療例

はじめに
乾癬は、皮膚の慢性疾患であり、免疫系の異常により皮膚細胞が過剰に増殖し、炎症を引き起こす病気です。皮膚が赤くなり、銀白色の厚い鱗屑(りんせつ)が現れることが特徴で、しばしばかゆみや痛みを伴います。乾癬の正確な原因はまだ完全には解明されていませんが、遺伝的素因とさまざまな環境因子(不規則な生活習慣食事ストレス肥満感染症薬剤活性酸素など)が関与していると考えられています。

九州大学の水口壮一先生による論文「ミトコンドリア活性酸素種が乾癬性炎症の形成に必須である」(*参考)という報告において、活性酸素が乾癬をはじめとする炎症性皮膚疾患の原因となることが示唆されています
(*参考:https://catalog.lib.kyushu-u.ac.jp/opac_download_md/4784468/med3544.pdf)。

今回、活性酸素種を除去できるとされる高濃度水素イオン水原液「プリモエイチプラス」を実際に乾癬治療に使用しました。

治療方法
高濃度水素イオン水原液(プリモエイチプラス)を、容器付属のスポイト1杯(1.5ml)を30mlの水で希釈し、ミストスプレーで1日2回噴霧しました。患部に対しては、他の軟膏治療は一切行わず、プリモエイチプラスのみを使用しました。

治療経過

治療前: 厚い銀白色の雲母状の鱗屑を伴う紅斑および表皮の肥厚が認められました。
治療28日後: 鱗屑が薄くなり、皮膚の赤みや表皮の肥厚が改善しました。
治療42日後: 鱗屑がさらに薄くなり、皮膚の赤みや表皮の肥厚が著しく改善しました。
治療67日後: 鱗屑は消失、一部の皮膚に軽度の肥厚と赤みが残る程度で、ほぼ治癒に至りました。

考察
乾癬は難治性の炎症性皮膚疾患であり、治癒率は30-70%とされ、慢性化する症例が多く見られます。治療には生活指導をはじめ、ビタミンD入りのステロイド外用薬、光線療法、免疫抑制剤の内服などが用いられますが、標準化された治療ガイドラインは存在しません。
今回、活性酸素を失活できるプリモエイチプラスのみで乾癬を約2か月で治療しました。乾癬の病態には活性酸素が大きく関与していると考えます。そしてプリモエイチプラスは強力な活性酸素失活剤と考えます。

今回の症例に限らず、当院では難治性の炎症性皮膚炎に対してプリモエイチプラス塗布を行い、改善を示す患者が多数確認されています。長期間皮膚科に通院しても改善が見られない患者には、ぜひ試していただきたい治療法です。

抗酸化作用を有する唯一の高濃度水素イオン水原液:プリモエイチプラス(Primo H+)

商品問い合わせ

当院はプリモエイチプラスの代理店です。
電話:0564-64-4000
メール:miyagawa.homecare@gmail.com
営業時間:月~金 8:00-17:00

上記の営業時間にお問い合わせください。

444-0802
愛知県岡崎市美合町下長根20-6
宮川ホームケアクリニック


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