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【食レポ】黄檗宗大本山萬福寺(宇治市・普茶料理)

私の記事に関心をお持ちくださりありがとうございます。

【食レポ】黄檗宗大本山萬福寺(宇治市・普茶料理)

神社・仏閣好き
大好きな京都や台湾では日常の中に神社・仏閣があると思います。
おそらくパワースポットなんていうことではなく、普通に神様や仏様が身近にあると思うのですね。
京都にお住いの方々は、神社・仏閣のそばを通るとき、門外からちょっと頭を下げたり、軽く手を合わせたり。
よく見かけます。
私の実家も城下町にあるので、同じ感覚です。
ちゃんと参拝できないとき、同じことをしています。

家族もわたしも、可能な限り出先のご縁のある神社・仏閣と宿泊先の氏神様(土地神様)に挨拶に伺います。

住所、名前、生年月日、ホテルや旅館の名前を告げて「いつからいつまで滞在するのでよろしくおねがいします」と、ひとこと挨拶をします。
自己暗示とおっしゃるかたもおられるかもしれませんが、おかげさまでこれまでトラブルに遭うこともなく、もしあっても難なく解決しています。

仏像・神獣好き
2024-6-9の【食トレンド】グルテンフリー(米粉製品)の時代がやってくる?に書いた、父との約束の3年を超過しても、結局、実家には戻りませんでした。
3年を過ぎたころから仕事が面白くなって、日経ウーマンさんの取材を受けて記事として載ったことで、父が気をよくしたこともあります。
そして、30歳に突入した頃、異業種交流会という名の女子会に参加していました。
出会いのきっかけは、酒屋さんが主催する『浴衣を着て日本酒を愛でる会』
女子会のメンバーは
会計士さん
大手不動産会社支社の総務さん
業界紙の新聞記者さん
全国ネットのフリーペーパー紙の編集長さん
大学のサークルの先輩でSEさん
イベント企画会社のマネジャーさん
そして、最年少の私

イベント企画会社さんがプロデュースしたお店での女子会で「休日は何してる?」という話からだったでしょうか。
イベント企画会社のマネジャーさんが
「仏像、好きなのよ。休みの日は、全国の仏像に会いに行ってる」
とおっしゃって。
あの頃は「仏像をわざわざ?」
という感じだったけれど、今は、わかります。
仏像、うつくしい。

noteのヘッダーなどに使っている青空と雲の写真。
ロゴの周辺部分は加工していますが、雲の部分は私が撮ったままもの。
龍ちゃんだったり、龍亀ちゃんだったり、鳳凰だったり。
勝手にそう思って、雲に手を振って「写真撮らせてね」って。
きっとおかしな人(笑)

【食レポ】黄檗宗大本山萬福寺(宇治市・普茶料理)
普茶料理は、江戸時代に明からいらした隠元禅師さんが日本に伝えた精進料理です。
食事も修行のひとつなのだそうです。

このお部屋でいただきました
普茶弁当。ひとりから予約できます。

インゲン豆も隠元禅師さんが日本に持ち込まれたもの。
今なら検疫で没収でしょう(笑)

近くの産直市場で買ったふぞろいインゲン豆

食事の後は、江戸時代に創建された当時のままの建物と仏像をゆっくり拝見しました。
近ごろめずらしく『撮影禁止』の張り紙がありません。
マナーの良くない参拝者が少ないのか、参拝者の良心に任せるのか、仏像の写真をスマートフォンにおさめてご利益をお持ち帰りください、なのか。
罰則を作れば作るほど、法をすり抜けようという心が生まれる。
それと同じで「こんなことをしたら恥ずかしい」という参拝者の良心にゆだねている気がしました。

子供の頃、悪いことをすると、よく母に言われた言葉。
「悪いことしたら神様見てるよ!」
不思議と悪いこと、できなくなりました。
あちこちの神社・仏閣に伺うと両親を思い出します。
私にとって最大のふたりの師です。

黄檗宗大本山萬福寺
京都府宇治市五ケ庄三番割34