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大友克洋・矢作俊彦 (気分はもう戦争)

(1982年発行)

絵は当然上手い。
話の展開も上手い。
内容も面白い。
キャラも魅力的。
中でも<ボウイ>、<はちまき>、<めがね>、の三人組が結構好きだ。

何だか真面目なような、不真面目なような・・・、
この作品が描かれた頃の時代の雰囲気なのかな~~?
いいんだけどね・・・。
結構面白いと思うんだけどね・・・。
何故か心の隅で白けている自分がいるのよね。
何故かな~~~?
・・・と思っていたら、フト気がついた。

「女なんかには、こ~ゆ~気持ちぜ~~ったい、わっからねぇだろ~~なぁ~」
・・・って男の子に言われてるっていう感じ・・・かな?

全ての男、そして全ての女がそう考えているとは言わないが、
男って何だかちょっぴり戦争に憧れてるっていう所があるような気がする。
この作品はそういった男の気持ちを代弁したような感じがするのだ。
だから、女である私にはちょっぴり<疎外感?>っていうものを感じてしまうのかもしれない。

男が少女漫画を読んでもある種の<疎外感>と言ったものを感じているのではないかと思うのだが、
どうなんだろうか?


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