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山下和美 (ガールフレンズ)

タイトルそのまま”ガールフレンズ”の物語。
七作の短編全て女友達がテーマ。
様々な場所、年齢、性格・・・
ここまでバリエーション豊かにストーリーに出来るのは流石山下和美!!!

ある話では高校生の友情。
またある話では、高校卒業して何年も経ってから同窓会で再会する話。
OLの話もある。
SFさえもある!!!
どの話の登場人物たちもみんな個性豊か。
一見めちゃくちゃな性格の人も実は非常に感受性豊かだったり、
大人しくて平凡そうな人が実は内面に情熱を秘めていたり、

作者は”人間”が好きなんだろうな~って思う。
日頃から、意識して・・・或いは無意識に人間を観察をしてるのかもしれない。
そうでなければ、こんな風にいろんなタイプの人間を魅力的に描けるわけがない。

私は・・・近頃は人と会う機会がほとんどない。
会う必要もない・・・と言うか、専業主婦って家族以外と話をする機会なんてなくても全く困らないんですよね。
子供が小さい頃はPTA活動などで好むと好まざるに関わらず人と出会い、人と話してたんですけどね。
子供たちが大きくなると、自分自身が機会を作らなければ人と出会うことがなくなってしまいました。

ひとりでいるのは苦にならないから問題ないんですけど、
たまに、フト・・・このまま歳をとっていくのかなあ?って思うとちょっと何かにチャレンジするのも変化があって面白いかも?なんて思う時もあります。
ただ・・・やっぱり面倒くさいなあって思ってしまうんですよね。
人間同士のぶつかり合い・・・なんていう煩わしいものから逃げたいのでしょう。
”人間”というものにあんまり興味がないのかな~?

最近、世の中そういうタイプが増えてきてるのかもしれません。
そんなことでいいのかな?(自分も含めて)
もっと人間同士がぶつかり合ったり、泣いたり、喧嘩したり、仲直りしたり、笑いあったり、・・・
した方が楽しいかもしれませんね。

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