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寺沢武一 (ゴクウ)

この人の作品は昔「コブラ」を読んだ時、凄い!!何かアメリカンコミック風??というか、なんと言うか、今まで読んできた漫画とは少し違った印象だったことを覚えています
1990年から欧米で英語版も出版されているとか。この絵柄、内容だったら欧米ですぐ受け入れられたのではないかと思ってたのですが・・・
今これを見ると、当時思っていたほどアメリカンコミック風でもないなー。と思ってしまった
女性も男性も非常に肉感的。当時、私が読んでいた漫画にはないタイプだったから、そう感じたのかな?もしくは、最近はこういう肉感的なボディーを描く漫画家が多くなったとか??
ゴクウの場合、左目にコンピューターの端末機が付いていて、世界中のコンピューターを自分の意思のままに操ることが出来る。という設定
一昔前なら、超能力、とかいう設定のものが多かったような気がするが、コンピューターというものを出してくるあたり、目の付け所がいい。というか、先見性がありますよね
この単行本の出版は平成4年
一般家庭にPCが普及していなかった頃だ
今では、イラストの彩色をPCでするのは珍しくもないが、私の記憶では、この作者はかなり早い時期からやってたように思います

ゴクウの魅力はなんて言ったって台詞!!
あの「粋な台詞廻し」が、素敵ですよね
「フフフ…両の目か あいにく左目は朝食に食っちまったんだ」とかね
こういう台詞を目の前で言われるとたまりませんわ!でも、現実にこういう台詞が似合う男性っているのかなあ・・・??


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