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問われていることを書こう

「ESが通りません」といわれて、内容を確認すると、

エピソードの経過説明や、状況説明で終わってしまっている
ことがよくあります。

設問の答えになっていないため、
採用者側の意図した情報を与えきれず、
見当違いな内容になってしまい、落とされてしまうのです。

例えば、自己PRは
あなたはどんな強みがあるのか?を聞いています。

それなのに、
アルバイトやサークルで一生懸命頑張った話を
事細かく時系列に説明して終えてしまうケースが
結構あります。

「チームで取り組むのが得意」という強みであれば、
エピソードの、チームで取り組んだ部分にフォーカスして
書く必要があります。

チームで取り組むのが得意といいつつ

「3年生の夏に、デパートの惣菜店でアルバイトをしていました。
夕方はとても混雑する人気のお店でした。
週替わりでおすすめメニューが変わるため大変でしたが、
メモを取るなどして、メニューを覚えました。
アルバイトは3人いて、連携を取って進める必要がありました。

後輩が入ってきたときは、
まずは一通りのやり方を説明して
次に、自分のやっているところを見せ
わからないところは聞きやすいような雰囲気作りを心掛けました。

自分の仕事のやり方を教えてあげることもあり
結果、聞きやすかったですと感謝してもらえました。
スタッフのチームワークが深まりました」

といった内容はどうでしょうか?

たしかに広い意味で言えば、
後輩指導をしてなんとなくチームで行う感じも
なくはありませんが・・・・

厳しめにみると、
単にアルバイト先の店舗説明、仕事の内容説明で
終わっていると考えることもできます。

ここは自己PRなので、
「チームで取り組むのが得意」という自分を書かないといけないのです。

忙しい時期には周囲のスタッフ、キッチンと連携を取った
売り上げを伸ばすためにチーム戦で競い合った
時間帯リーダーとして他のスタッフをまとめてお客の回転率を上げた

など、それに対して自分はどう関わったのか?
そこを言語化することで、チームで取り組むのが得意な自分を
伝えていく必要があるのです。

聞かれたことにただ答えればいい
適当に空欄を埋めればいい・・

そうしたESでは、内定までたどり着くことは
正直難しいところがあります。

特に人気の高い大手企業は、
みなさんが思う以上に厳選して、選考を進めています。

学チカは学生時代に特に力を入れて頑張ったこと
志望動機は、その会社が良い理由
就活の軸は、どんなこだわりで企業を選んでいるか?

を聞いています。

ぜひもう一度、設問の問いにきちんと答えられているか?
確認してみてください。

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