仕事の話〜模型ライター編

春だと思っていた季節はいつの間にか夏に・・・。本業の音楽仕事で、最後の出勤日だった日はまだコートを着て出かけていたように思います。気付いたら6月・夏至。新型コロナウイルスのおかげで季節感のない2020年ですね。

そんなこんなで今週くらいからやっと!本業も復活。音楽家としての生活が戻ってくるぞーやったー。嬉しいですね、仕事ができるって。

振り返れば3月。途端に仕事のキャンセルが相次ぎ、一時はどうなることかと思っていました。しかし、周りのなかま、というか模型繋がりの人々にずいぶんと助けてもらいました。なんせ模型してなかったら確実に行き倒れてましたヨ。某出版社の方々には足向けて眠れません。

というわけでもうひとつの私のお仕事、模型誌ライターのお話。

ライター、っていうと模型業界では「カッコいい模型の完成品を模型誌に掲載してる人」のことを指しています。その作例と呼ばれる自身の作品の製作ポイントやコツを、模型誌を通じて模型愛好家に伝えるのがライターのお仕事なのです。

私自身も、そっちの意味でのライターをしていることもあります。

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↑初作例のときのT-55という戦車です。これがはじめてのライターデビューでした。今もこの戦車は大好きな1両です!

…で、もちろんその「ライター」もしてますが、いわゆる一般的な文章担当のライター仕事はもっと前からやってたりします。どの雑誌のどこの部分を書いてるかは内緒にしてましたが、もう知ってる人にはバレてますね笑。隠してるわけではないのですが、まああえて自分から言わなくてもいっか、って思ってました。

ほんとこの本業お休み期間、ほぼライター仕事一本でした。作例の発表がふたつと文章担当と。まさか趣味の模型にここまで助けてもらえるなんて…!

で、この度私の名前が出る文章ライター仕事がありまして。来月発売予定の書籍、丸々一冊文章の担当させて頂きました。

戦車模型海外技術指南: 日本の技法で使いこなす最新海外マテリアル

リンク先で詳細は見れますが、戦車模型の上手な作り方を、日本のトップクラスの作者によって解説してもらう本、という感じの内容です。
コンテストでもすごい賞をとっていて、もちろん作品もうまい!

文章担当とは言いますが、基本的に著者の平井さんが文章を書かれますので、それを書籍用に手直ししたり、それ以外で空いてる部分の文章を埋めたり、内容はいろいろです。簡単に言うと、文章が書いてあったらそのすべてをさわるお仕事です笑。

まだ真っ白の、何も内容が埋まっていないプラン段階の時期から関わりはじめて、今はいよいよほぼ完成の手前まで来ています。この出来上がっていく過程がもう楽しい楽しい!出版に関わる仕事が大変と聞いてはいましたが、それ以上にやりがいを感じる仕事でした。担当する出版者の編集者のひとたちも優秀だし、もちろん著者の方のお人柄もサイコーで。すごく楽しい仕事でした。

この年になって、また新たな業種での仕事に関わるなんて思ってもみなかったので、すごく貴重な時間を過ごしておりました。また本業が再開するとこんなにドップリ携われないかもしれませんが、引き続き関われる機会があればいいな、と思える「ライター」仕事でした。

ひさびさの更新でしたが、最後までお読み頂きありがとうございます!また前述の本の出版日など決まったら告知させて頂きます♪

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