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私は地図が読めません

自己紹介の病歴に、地図が読めない事も忘れていました。

お勉強の地理は得意です。

気がついたのは大学生になって就職活動をするようになってからです。
近場の案内地図や標識を見ても、わからない。
あちこち歩き回るのでパワーがなくなり、
泣く泣く諦めて帰宅する事も多かったです。

今では、わからない時は知らない人をつかまえて
「ここはどうやって行くかわかりますか?」と
聞けるのですが、若かりし頃の私は言えなかったんです。

この記事を読んでる、地図が読めないあなた!!
全然恥ずかしくないよ!
恥ずかしいと思うのは、その時一瞬だよ!
人に聞いた方が、時間効率が良いよ!
何かの励ましになったら嬉しいです。

最大級に困ったのは、とある職場で
契約をしに、お客様の家に行く時でした。

決定した時点から帰宅してからも地図アプリを開いて予習は欠かせなかったです。
契約はできる。
ただ地図が難しくて、人より理解度が低いんです。頑張っても頑張っても…。
例えば、急ぎで行かないといけない所がある。

現在4人が車を出している。
予定通りなら、だいたいこの辺にいるだろうという事を把握し、急ぎで行ってもらう人が誰が適任か瞬時に判断する事だった。
私には向いてなかった。苦痛だった。

契約しに行った時、近場にタクシーも何にもない所だと、駅から○○さん宅まで1時間以上かかる事もあった。私の足だと1時間半かかった事も。

先輩からは、駅から近いから行けるよと押し付けられた案件だった。
クタクタで泣きながら、会社まで帰った。
22時を過ぎていた。
直帰したかったよ。
この疲れは、長く引きずった。

ある時、精神科でテスト受けてみますか?
と打診されたので受けてみた。

結果を見た時にやっぱりなとなった。
診断上でも「地図が読めない」でした。
これでようやくホッとしたよ。
それまで、自分の頭の悪さを責めていた。

これは病気なんだし、悩んでる時間が勿体無いと思えるようになり、気持ちが楽になりました。

この精神科のテストは、ものすごい疲れるやつなんですが、自分の特性がわかるものです。

悔しい結果のものもあったんですよ。
それに関しては、少しでもマシになるように
生活をしています。

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