ドラマ「持続可能な恋ですか?」の1話目
今回は、このドラマ。
●持続可能な恋ですか?
上野樹里さん、田中圭さん出演。
「持続可能」とか、今風の言葉を入れようとするのは、テレビっぽいですな。
この作品、まあ、いわばラブストーリーです(^o^)
この歳になると、10代のワチャワチャしたラブストーリーとか本当に見る気がなくなるんですよね(^_^;
この作品は、30代以上の少し大人のラブストーリーなので、ギリセーフですね(^-^)
恋愛するのは、娘だけでなく、父親もでして、父娘がそれぞれ婚活を始める、という設定です(^.^)
この設定自体は、今ではそんなにインパクトはないですよね。
例えば、父娘が同時期に恋愛するドラマとしては、こんな作品があります。
●親バカ青春白書
父親のムロツヨシさんが、娘の永野芽郁さんと同じ大学に通って、娘を見守るって感じ(^o^)
でも、“親バカ”では、父から娘への愛情が強すぎてあまりリアリティが
感じられなかったけど、本作“ジゾコイ”では、父娘の関係がフラットですよね。
上野樹里さんは、同居する父親と何気ない生活を送る30代くらいの娘役をやると、本当に抜群の雰囲気を醸し出しますね(@_@)
“監察医 朝顔”のときの、時任三郎さんとの雰囲気も、仲良すぎもせず悪くもなく、絶妙な距離感で、とても新鮮な父娘の雰囲気でした。
今回の松重豊さんとの雰囲気も同じパターンですね(^o^)
派手さはまったくありませんが、家での父娘のやりとりや距離感だけでおもしろい(^-^)
このような距離感や空気感が絶妙なので、父娘が同じ婚活パーティーに行くっていう設定でも、さほど違和感を感じなく見れます。
婚活パーティーで、松重さんが相手の方と前のめりで話す姿を見て、上野さんが言います。
「親の婚活風景ってサイアクの眺め」
普段の2人はとても良い距離感で父親のことをあからさまに悪く言ったりは
しないからこそ、婚活パーティーで肉眼で目撃したときの嫌悪のセリフが自然で良い(^0^;)
また、上野さんが田中圭さんに
「結婚を前提にせず、
お付き合いしてもらえませんか?」
というセリフも、ちょっとキャッチーで今っぽいですね(^_^)
さらに、松重さんの恋愛も地味におもしろくなりそうです。
10代の恋愛みたいに、惚れた腫れたとか、付いた付かないとか、そんな展開に持っていかず静かなトーンの中で少しの緩急を付けてもらえると、見やすくて良いんですけどね。
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