ドラマ「ミステリと言う勿れ」の特許性
今回は、この作品です。
●ミステリと言う勿れ
菅田将暉さん主演の月9です。
菅田将暉さんは、キレッキレのロジカルシンキングの能力を持つ大学生役です(°°)
殺人の容疑をかけられるものの、取調室で警察を論破して、逆に刑事にいろいろ質問して、若手刑事を動かし、取調室にいながらにして、犯人を言い当てる、という展開は、なかなか新しいですね(^O^)
この展開は見たことありません(゜◇゜)
外部の秀でた能力を警察が利用する系のドラマとしては、こんな感じがありますね(^_^)b
・金田一少年の事件簿
・ガリレオ
・らせんの迷宮
・IQ246華麗なる事件簿
・謎解きはディナーのあとで
金田一少年は、高校生ですので、学生の力を借りるという点では、
“ミステリと言う勿れ”と本質的には同じですね(@_@)
ただ、“ミステリと言う勿れ”は、人間の奥深いテーマや哲学について
えぐってきますよね。
金田一少年は、そういうタイプではありませんね(>_<)
そうすると、この作品ともやや近い。
・ここは今から倫理です。
山田裕貴さんが、高校で倫理を教える教師の役ですね。
金田一少年を、“ここは今から~”の山田裕貴さんに変えると、“ミステリと言う勿れ”になる、とも言えそうです(^_^;
これは、特許の世界では、
・金田一少年の事件簿
+
・ここは今から倫理です
=
“ミステリと言う勿れ”
であって、進歩性なし、と言われるかもしれません。
でも、この理屈は、特許の世界では、意外と簡単に論破できます。
“金田一~”と“ここは今から~”とでは、ジャンルがまったく異なりますので、組み合わせの動機付けがありません(`ε´)
組み合わせるのであれば、少なくとも2つとも刑事モノでないとダメですね、ということです(^_^)b
そうすると、刑事モノで、倫理や哲学について正面からロジックで語るようなキャラがサポートする作品がない限り、“ミステリと言う勿れ”は、進歩性ありとして、特許が認められるでしょう。
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