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スキポールから関空への旅

Goedemiddag!がっきーです。実は10月から1ヶ月半ほど退っ引きならない理由で日本へ帰国していました。コロナ真っ盛りの間に日本に帰るなんて思ってもみませんでしたが、帰国理由は様々ですよね。こんな時に飛行機に乗るなんて滅多にないので今回はその時の様子、主に空の旅について書きたいと思います。

スキポール空港にて

私はチェックインはあらかじめ済ませてありましたので荷物を預けるだけだったのですが、カウンター自体は半分から2/3だけ稼働していました。チェックインが済んでいる人の分はすぐに済んでいたようですが、荷物が重すぎたり等々トラブルがあると、すぐに列は長くなっているようでした。割と人がいて列ができていてびっくり。私はソーシャルディスタンスをとる努力はしていましたが、みんながみんな気にかけているようではなさそうでした。
荷物を預け、ご飯を食べた後はセキュリティ。スキポールではパソコンなどの電子機器や液体物をカバンから出さなくて良いのでとても便利です。学生の私は、パソコン、iPad等を何処へでも持ち歩きます。このシステムはかなりありがたいです。早く全世界で取り入れられてほしいです。体もポケットに何も入れず立ってスキャンされるだけなのでとても楽です。あ、でもフード付きの服を着ていたらフードの中を確認されました。こちらの手間は少ないのでなんてことはないのですが、チェックはしっかりしてくれる安心感はあります。
出国の際に税関で顔の確認の為にマスクを一瞬下げましたが、一瞬で終わりでした。搭乗を待っている間暇なので周りを見ると、カップルも割と多くて、コロナがなければ私も夏に彼と一緒に日本へ帰る予定だったのになぁ、とか思ってちょっとナイーブになってしまいました…はやくコロナどっかいってくれ頼む。

フライト

離陸直前にトラブルが発生。席を予約した時は窓際の3列を一人で占領予定(ソーシャルディスタンスによる規定)だったのに何故か知らん人二人が隣に座ってめっちゃ密。焦りました。5分後に荷物の棚を閉めに来たCAさんに頼んですぐに席を変えてもらいました。CAさんも「え?!一緒じゃないのね?はよ代わり!荷物のバランスか知らんけどこれはおかしいし!後ろ空いてるし移り〜!」って臨機応変に言ってくれて助かりました。おかげで一列占領で悠々と自分のスペースを確保。

フライトでのご飯は糖質のオンパレードでした。

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今回のご飯は一種類しかなかった模様。だからか、ベジタリアン食でした。普段はKosher, vegetarian, vegan, gluten free…とか選べるんですけどね。経費削減でしょうか。美味しいには美味しかったです。あったかい方の容器が少し変形していたのはご愛嬌。KLMで前回いただいたサラダ(ドライトマトとサラダリーフ、オリーブオイルとバルサミコ酢ドレッシング的な)が美味しかったので、それにありつけなかったのが残念。むくみ防止と睡眠用にカリウムが入っている白ワインを頼みました。意外とレアチーズケーキにも合ったので、良い選択でした。とはいえ、三列全部使えたのでそのまま横になれてむくみ知らずの旅でした。メディキュットも履いてはいたんですけどね。

ご飯から約5時間後、スナック菓子等がジップロックに入って配られました。私はこのシステム、割と好きです。ご飯にスナックがついてくると量が多くて重いし、パッケージになっていたら次のご飯でどれくらいスナックが付くとか考えなくていいし。ちょうどいい間食でした。

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到着1時間前(日本時間の早朝)くらいに朝ごはんのあったかいオムレツパンが来ました。前はもう少し早い段階で来たような気がしたのですが、割と到着直前でびっくり。オムレツパンのソースがもう少ししっかり入っていたらもっと好みでした。ベタベタよりはマシなのでしょうか。ちなみにオレンジジュースを頼んだらコーヒーか紅茶もオススメされました。目覚ましのコーヒーは時差ボケ軽減に必須なのでいただいておきました。

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そして無事関空へ着陸したら、降りる前に検疫のお話やらなんやら長いこと聞きました。降りた後は長い長いコロナ検疫…と思いきや案外すんなり済みました。モノレールでメインの建物へ移動し、待機場で待ち、唾液を容器に移し、隔離期間中どこに滞在するかやその際の連絡先を示した書類を提出し、ひたすら結果待ちです。何時間もかかるかと思いきや1時間ほどですみました。母親の迎えの方に時間がかかったほどです。2-3時間かかる予定だったので母親は油断してたみたいです。陰性だったらスーツケースを取りに行けるのですが、なんとターンテーブルがまわっておりませんでした。スーツケースが直置きでそこらへんに置かれてて、数が少ないのもあるでしょうが探すのに時間がかからず、とても楽でした。

コロナ禍の空の旅はざっとこんな感じでした!少しでも誰かの参考になればなと思います。Fijne dag!

1999年生まれ。オランダにいる大学生。有益な情報をシェアしたい。