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遺伝子が強すぎる件(長女ゆうの場合)

この間、ふとニュースで学校周辺に不審者が出没し危ないというニュースを家族で耳にした。

うちの母親が、「ほら、不審者だって。怖いねー」と言ったら、長女ゆうが、「大丈夫!あたしちゃんと武器もって学校いってるから!」

母親はそんなの危ないことやめなさいっっ!って怒っていたが、いやいや、あなたの娘も小学校の時、学校に武器もって行ってましたがな。知らなかったのかな?

その瞬間、あたしはただ「うわっこの子あたしと同じことしてる(笑)」と思って面白くなった。もちろん注意もしない。

あたしの武器は母が壊れて使わなくなった糸切りバサミが半分になったやつ。

娘の武器はカッター。あきらかにあたしの武器の方が殺傷能力が高い(笑)だってさぁ今の世の中何が起きるかわかんないんだから、いいんじゃない?自分の身は自分で守んないとね。

こんな中二病真っ盛りの長女だが、また違った一面も持つ。

小五の時に、一緒に遊びに行った幼馴染みの男の子が、木に登って降りれなくなったらしい。それをうちの長女が助けようと自分も木に登り、救出したらしい。

自分もたいして高いところ得意じゃないのに。木登りなんてしたことないのに。まったくお前は王子様かっっ!

あくる日は登校中に凍った道路で転んでいる男子を見かけて、(長女ゆう)「今の、好きな人だったら車から飛び出して全力で助けにいくわー」

…お前はあたしか!実はあたしも好きな人には全力で助けにいこうとするクセがある。あくまでどちらも好きな人限定だが。(笑)

ちょっと今回の例はピーポイントで、好きな人限定になってしまったが、基本、あたしも長女も困っている人がいれば放って置けないタイプ。

授業参観を見に行けば、隣の男の子がくしゃみをすればポケットテッシュを差し出し、他の男の子がどこのページを開いていいかわからなそうにしていたら教えてあげていた。

…あたしはコミュ障だったからそこまでは出来なかったけど、もしかしてこの子、アホでもモテるんじゃね?

まぁどっちに転んでもあたしの遺伝子が強すぎるのは間違いないようだ。

ダンスが踊れて、ドラムが出来る身長163㎝の狐目美人。しかしその正体は親父のようなくしゃみをするかわいいとびきりアホな娘。

君はダメンズ製造機にはならんでくれな。



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