夏を生きている。
先週末「今日は久しぶりにnote書くぞ~!」と意気込んだものの、軽い熱中症になり丸一日ダウンしてしまった。こんなことで……と思うけれど、あぁ今私は夏を生きているんだなあ、と感じた出来事だった。
そういや、休職し始めたのは真冬も真冬の極寒の2月だった。
休んでいても季節は巡る。
あれよあれよと春が来て、復職を決めた。
リワーク→復職→たったの1か月で異動、と、目まぐるしい復職生活を過ごしている内に、夏がやって来ていた。
25歳の夏も、私は生きている。
まだまだ、いつでもどこでも良い人しちゃうのも、頑張りすぎちゃうマンも辞められていない。いや。休職前と比べたら、周りの人たちから任せられる仕事量も、総合職という肩書に掛けるプレッシャーみたいなものも、若手という肩書に乗っけた無茶振りみたいなものも、随分と減っているんだけど、グンと落ちた体力とキュッと小さくなったキャパじゃ、めちゃくちゃ頑張らないとどうにもならないのが現状だ。
今日は約2年ぶりの現場に立ったのだけど、たった一時間強で一日分の体力を使い切ったんじゃないかってくらいには、朝から緊張と不安で一杯だった。
暑すぎて、何もしてなくても体力使うしね。息しているだけで汗かいちゃうんだから。お仕事も熱キャン(※暑さによりテーマパークのパレードが中止になること)したくなっちゃうよね、本当。
なんて冗談はここまでにして。
復職一か月でのまさかの異動に、なんだか落ち着かない日々を過ごしているけれど、なんだかんだ、なんとかやれている。
「なんとかやれてしまっている」が正しいのかもしれないけれど、私なりに少しずつ周りの人たちに本音を話したり、頼ったりしながら、なんとかやれている自分にちょっぴり安心している。
異動前の上司は「もしまたしんどくなったら、いつでもやり直せばいいから」と挑戦を用意して私を送りだしてくれたのだけど、今の上司は「貴方がしんどくならずに働ける働き方を探そう」と、色んな可能性を踏まえて、色んな選択肢を用意した上で、挑戦することも頑張ることも、私のペースに合わせて待ってくれている、ような気がしている。
それなら私のペースでもうちょっと頑張ってみるかと、少し前を向けるようにもなってきた、ような気もしている。
(まあ、そもそも「またしんどくなるの前提で働くってなに?休むのは休むので辛かったんだけど!私ったらまた会社に振り回されちゃって……」と思わないでもない。前を向けるようになってきたとは言え、緊張や不安がまた身体に出ちゃうようになってしまい、診断されてから初めてお薬を飲んだりもしているもんだから、無理も無茶も禁物なんだろうけれど。)
それでも、夏をしっかり生きたいなあと思う。
ケチらずにクーラーつけて、水分摂って、休日の予定も、休日出勤もほどほどにしながら、自分を大切にして、明日もたくさん生きたい。
そして、秋になる頃には「秋がやって来たなあ」なんて季節の移ろいを愛おしく思えるようになっていたい。
皆さまもご自愛ください。