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今捧げる母への思い💛

朝、いつものように庭の草むしりをしていると、家から「テレビ体操」の音楽が聞こえる。

87歳の母が、「テレビ体操」をしているのだ。

ふと、思った。

毎日聴こえるこの音楽・・・

もし、母がこの世を去ったあと、

この音楽を聞くたびに 母を思い出すのだろう。

そう思ったら、涙がでた・・。

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二世帯住宅のわが家☆

私は、二世帯住宅。
一階が、母と弟、二階が私達家族。。今は私は夫と二人・・。
二人の子ども達は、東京と栃木でそれぞれ働く人。。

二世帯住宅は、私の実家に夫が建て増しをした。

それまでアパートで暮らしていて、子ども達も二人とも小学生になり、手狭になったため、家を建てようかと考えていた時、

「二人が嫌でなかったら、うちを二世帯住宅にしてもいいよ」

と言ってくれた父と母。

私としては、一緒に暮らすとなると自由も出来ないし、夫が次男とはいえ、夫の両親がどう思うのかなど、色々悩んだ。

夫とも話し合い、義父母の了解もとって、二世帯住宅にすることを決心。

元々、二階には、私の部屋と畳の部屋、父の書斎、広い物置があった。

そのため、子ども達の部屋を二部屋とキッチン、ベランダと洗濯干場を追加リフォーム。

お風呂は共有とした。(人数が多い時は、これはちょっと後悔した💦)

父の書斎は、階段を挟んで分かれていたので、そのまま父の書斎にしていた。
(だから、亡くなるまで、二階の書斎に足を運び、わが家の洗濯物を畳んだりしていたのだ)

階段が玄関からすぐ上がるところにあるため、働いているときは、顔を合わせない日もあった。
大変な時は助け合い、それでもプライベートは保ちあうことにして、食事も別で始めた二世帯住宅。

これが一緒に暮らしてもストレスにならない生活になったと思う。

二世帯住宅にした時には、弟は結婚して別に暮らしていた。

父が10数年前、心筋梗塞で倒れた時、弟はちょうど離婚をして、仕事も失っていたため実家に戻った。
そのため、父が亡くなるまで、一階には父母と弟での生活だった。

子ども達も巣立ち、母が高齢になり、父も他界してから、食事を一緒にすることを提案した。

でも、母としては、私の夫に遠慮があったり、弟もいるので、双方のために
「動けるうちは、別がいい」という。

母にとっては離婚して帰ってきた弟の居場所や、弟のために食事を作ることも「してあげたい」ことらしく、母の提案を受け入れた。

この距離感が、たぶん一人一人にとって快適なのかもしれない。

とはいえ、一品を持っていったり、体調が悪い時は私が作ったり、少しずつ母がしなくてもいいように環境が変化している。
きっとこれからも変化していくと思う。

全ては「時」だ。

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母の毎日のルーティーン☆

母は、毎日ルーティンにしていることがある。

①テレビ体操

②自分なりの運動(以前参加していた「健康教室」で教えてもらったものらしい)⇒片足立ちをしながら、1~100までを数える、違う足で片足立ちをしながら、今度は100~1までを数える。

③新聞を隅から隅まで読む。

④新聞のテレビ欄を見て、今日見る番組をチェックする。

⑤ナンプレ(長男が母にプレゼントした「タブレット」で数独をしている)

⑥夕方10分~30分ほどの散歩(手術をして退院してからは、まだ10分ほど近所を歩くのみだけど・・)

⑤ピアノ演奏(夕方、庭作業をしていると聞こえてくる)


私が今、あのまま働いていたとしたら・・

母と一緒に住んでいなかったら・・

母がこうして日常を積み重ねていることを知らなかったかもしれない。

失う前に、気が付いてよかった・・。


たわいもない母との会話も、

しっかり話し合うような真面目な会話も、

いつでも、呼ばれれば そばに行くことができるそんな毎日が嬉しい。

少なくとも、私は、今、こうして母と残り少ないかもしれない時間を共に過ごせていることが幸せで、幸せで、感謝だ💛


若いころ、母との確執がなかったわけではない・・

でも、今は受け入れ合い、求められることで、愛されていたことを実感できて、
苦手だった思いは消えてしまった。


今は、心の底から母を愛していると思っている。

そして、心からその存在に感謝している。

残された母との日々を大切にしたい💛


私の母について書いたもう一つの物語💛


今日も読んでくださり、
ありがとうございました<m(__)m>

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【書いた人】
江村恵子@終活ワーカー/ゆるふわおしゃべり相談所
「恵子」さん、または「ゆるふわ」さん 
と呼んでください(*^-^*) 

保育業界を退職して、
縁あって 
『終活』に関する学びと 
広める活動をしています。 

今は、群馬県の 
『終活アドバイザーサークルの代表』を
担っています。 

Noteでは、 
『喜んで豊かに生きる素敵な人生』 
について、 
『終活』(人生の終わりのための準備) 
について、 
また趣味である畑仕事や旅行、
家族のこと・エッセイ 
などを書いています。

今後は、 
終活ワーカー(終活のお手伝いをする人)として、 
「素敵に生きる人生について」
オンライン、オフラインで
「ゆるふわに」お話し会や 座談会、雑談会
相談会などを開催予定です。

Twitterもしています。 
Twitterでは、
特に自分で撮った花や自然について 投稿したり、 
同様の投稿をしている人をフォローしたり 
RTしたりしています。 

Noteとも共有で投稿することも多いです 
https://twitter.com/mix8853

よろしくお願いいたします<m(__)m>


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