子どものころ、「かぎっ子」だった!
私の両親は二人とも教員共働きで、私はずっと「かぎっ子」だった。
「かぎっ子」という言葉を知っている人も今は少ないかもしれない。
昭和30年代後半からの高度経済成長時代、共働きの両親が増え、「かぎっ子」と言われる子ども達は多数いたのだ。
「かぎっ子」とは、小学生くらいの子どもが家に帰るときに自分で家を開けること。わが家は弟もいたので鍵は「牛乳瓶の箱の中」と決められていた。(昔は、毎日牛乳が配達されていた。)
今では、「学童保育」があり、「かぎっ子」の子どもは少ないかもしれない