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HSPと出会って世界が変わった🌏♻️

私は思春期頃から、生きづらさを感じてた。
明るく活発な少女であったとは思うけど、
時々、ズドーンと暗い気持ちになることがあって
それを私は、私を現す表現として
「根暗」や「ネガティブ」などと言ったりしていた。

ずっとその調子で生きてきて気づいたら26歳。
ネットサーフィンをしていたら【HSP】に出会った。

HSPとは

HSPとはHighly Sensitive Personの略語で「とても敏感な人」という意味。
HSPの人は生まれつき、脳の扁桃体という感情を司る部分の働きが強いと言われてるらしい…

そしてHSPには「DOES(ダズ)」という
4つの特徴があるそうな。

① 物事の考え方が深い:Depth of processing

人に対する感受性が高いので、お世辞はすぐに見抜いてしまい、浅い人間関係を好みません。
物事を深く考えるため、行動するまでに時間がかかります。1を聞いて、10を想像して考えられる思考力を持ち、調べ物をする際も深く掘り下げることができます。

② 刺激に敏感である:Overstimulated

人の大勢集まるような場所が苦手で、大きな音に過剰なほど驚いてしまいます。友人と過ごす時間が楽しいものの、気疲れしやすく、家に帰る頃にはどっと疲れが出てしまうことも。人に言われた些細な一言を、いつまでも気にしてしまうこともあります。

③ 共感しやすい:Emotional reactivity and high Empathy

人の気持ちに流されやすく、共感能力が高いのも特徴。ニュースや映画なども感情移入しすぎて、自分のことのように喜んだり悲しんだりします。また、人が怒られていると自分も怒られているように感じ、気分が落ち込んだり、傷ついたりすることも。仕草、目線、声色などにも敏感で、相手の機嫌や気分、気持ちの変化にすぐ気づくことができます。

④ 感覚が鋭い:Sensitivity to Subtleties

冷蔵庫などの電化製品の音や時計の秒針の音など、些細な生活音が気になってしまう。
人の体臭や口臭、タバコ臭などに対して、すぐに気分が悪くなる。肌着のタグやチクチクする素材が気になる、など。あらゆる感覚が鋭いため、集中したい時に気が散って集中できなくなることがあります。

https://coelog.chuden.jp/child-rearing/highly-sensitive-person/

4つの特徴全て当てはまっているのがHSPの定義らしく、私自身全ての項目に当てはまっていた。

ネットで偶然見つけた気質に
私がぴったり該当する事に驚いたけど、
自分がHSP気質である事を知ってホッとした。
だって、10何年感じてきた生きづらさの正体が分かったんだから。

生きづらさって?

さっきから「生きづらさ」という言葉を多用しているけど、具体的に言うと私の場合は

・人の反応に敏感になってしまう
・配慮が足りない行動や、上部だけの言動を繰り返す人を見ると心底不快になる
・ひとつのことを突き詰めて考えすぎてしまう

パッとこの3点が浮かんだ。(もっとあるかも…?)

関わった相手が【本当は】どう思ってるかそれを気にしすぎてしまって、「もっとああしておけばよかった」と自己否定のモードに入ってしまう。

そして自分の言動を気にする分、相手への配慮に欠けた行動をする人を見ると苛立ちの気持ちをおぼえる。
(私も大抵無礼なんですけど、無意識でしてしまう人というより、分かっててする人いるじゃないですか、ああいうの。)

そしてしばらくその気持ちに囚われてしまう。そんな10何年だった。

評価されていたこと

そんな私でも周りに評価されていた部分もある。
そして今考えると私の長所もHSP気質と関わっていたと思う。

・周りの人の変化に気づくことができる
・私はこうだ、という軸がある
・共感力が強い
・誠実さがある

自分で書くのはなんだか気が引けるんですが、私が人から言われた褒め言葉をパッと挙げてみた。

良くも悪くも相手の反応や表情をよく見るので、頻繁に関わっている相手であれば変化に気づけることが多い。

また思考活動が多い分、自分の行動や選択にしっかりとした理由づけをしたくなるので、意思がある・軸があるとはよく言われる。
(本当のところ後付けがほとんどなんだけど…)

内省が多いので、少しでも相手に配慮が足りない事をしたと思ったら昔はただ落ち込んでいた。
今は少しでも「やべ!」と思ったらその場ですぐフォローしたり、謝るようになりました。

誠実というか、自分に誠実であることが自分を好きでいられる要素なのかも。
HSP気質の長所、こんな風に挙げられていた。

・物事を深く探究し、多角的な視点で捉えることができる
・相手の気持ちの変化にすぐ気づくことができ、相手の立場に立って行動できる
・映画や音楽などの芸術に対して大きな感動を味わえる
・周囲をよく観察して、環境変化に気づき、対応しやすい など

https://coelog.chuden.jp/child-rearing/highly-sensitive-person/

うんうん…
悪いことばっかではないみたい。

疲れてしまった時の対処法

私は心が疲れてしまった時、HSPを自覚してからは特に大切にしている疲れた時の対処法がある。

・自分の気持ちを文章に書く
・疲れてしまうことから距離を置く
・自然に触れる(特に海)

自分の気持ちを文章に書く行為は実は無意識的に中学生の頃からしていて、実家にはキャンパスノートにびっしり20冊くらいある。(狂気…)

多感な時期だったので、中はすごい目も当てられないほど酷く恥ずかしいものだけど、そこで気持ちを落ち着かせていたと思うと、非行に走るよりかは健全だと思う。

考えていることを文字に起こすとスッキリする。SNSでもいいけど(SNSにもだいぶ書いているけど)何も気にしないで書けるのはプライベートなノートだし、後から見返しやすいのもいい。


そして物理的な距離を置くことも大事だと思う。
仕事の場合なかなか難しいけど、個人の場合は物理的な距離、心の距離を置くことはできるので。

自然に触れることは私という人間の根っこが喜ぶこと。
海にいって、足を海につけて波を感じると全てがスーッと楽になるんだけどこれは何でだろう。
自分で見つけたリラックス方法!

疲れてしまった時の対処法、以下のように挙げられていた。心が疲れてしまってどうして良いか分からない人は、まず一つひとつやってみるのも良いかもしれない。

疲れてしまうことから距離を取る
周りの人に上手に頼る
苦手な人と距離をとる
一人の時間を大切にする
人に感情移入をしすぎない
HSPであることを周りに伝える
不安なことを書き出して意識の外に出す
耳栓やイヤホンを活用する
睡眠をしっかりとって休む

https://coelog.chuden.jp/child-rearing/highly-sensitive-person/

人をカテゴライズするということ

私はたった数回会った人の性格をカテゴライズして、そのカテゴライズ前提で関わる人を見ると嫌だなぁと思います。
もちろんそういう風に関わられるのも。

「あの人はああいうタイプの人間だよね」と

数回会っただけで、またSNSで見てるだけで言い切ったりする人に対して、私は「ああ貴方はそういう人間ね」と思ってしまう。(矛盾してるかなぁ)

それだけでその人の何が分かるのかな?
そう思えてしまう。

なんでこんなことを言うかというと、
私は「HSPとカテゴライズされてホッとした」と書いたけど、自分自身が不安だった事が解消されてスッキリしただけであって

私をHSP気質の人間としてみてください
と言っているわけではない😐

HSPだからといって、私を理解したつもりにならないで欲しい。(ねぇあんた何様?と頭の中のもう1人の私が言ってる、、)

HSPにしろ何にしろ、
カテゴライズはひとつの要素として、
人間同士は関わりを通して、理解し合いたいなぁと思います。

今回はHSPの存在を知って欲しいと思って書いたけど、最後は謎の主張でおわっちゃった。
お許しください😂

おしまい

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