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COMITIA147出品ZINE紹介① ZINE「tone to flower」

2月25日(日)に東京ビッグサイトで開催される「COMITIA147」
こちらのイベントは自主出版した本を発表・販売する展示即売会です。
私は「アート・デザイン・写真」のジャンルで初出店させていただきます。
サークル名はオンラインショップ名義「FTP.」です。
こちらに出品するZINE(個人でつくる小冊子)を順次ご紹介してまいります。

tone to flower

こちらのZINEは、音符がくるん♪と回転し、お花が完成するテキスタイルデザイン、「音符とお花」シリーズ(全3柄)の世界観を1冊にまとめました。音符の回転する前、回転した後の、ほんのちょっとした視覚的小話です。

2022年にダミーとして仮制作しましたが、コミティアで販売するにあたり、デザインの完成度を上げ、この度オンラインショップにもアップしました。

p1-16(表紙と裏表紙)

音符から花へ、そして空へと舞い上がる。その先の物語は受け手に想像してもらいたいという意図で構成しました。そのため、表紙にある漢字、
「音」ー「花」ー「空」ー、と空の先には表記がありません。

p2-3

こちらの線と面は、宇宙に浮遊する形のかけら、素粒子です。

p4-5

各々の素粒子が引き合い、音符やお花のような形へと形作られていきます。

p6-7

何の根拠もなく魔法のステッキが登場。音符とお花に魔法がかかります。

p8-9

魔法の力で音符とお花が合体。Adobe Illustratorでオブジェクトをリフレクト&コピーするように葉っぱが反転、複製されました。

p10-11

お花のできあがり。端材となった形の一部は舞い散り、
五線譜をジャンプ台に飛び上がります。

p12-13

「port.」は音楽用語の「ポルタメント」です。ある音から高さの違う次の音へ向かって、なめらかに変化させながら演奏するという意味があります。
音楽は聞くだけの私ですが、音楽記号にある、点と線の表現が好きで「いちばん親切な音楽記号辞典」轟千尋編著(新星出版社)を参照し、グラフィック制作の参考にしています。

p14-15

形が空へ舞い上がり、光となって我々を照らしているというオチです。
このページはスタンリー・キューブリック監督映画作品「2001年宇宙の旅」に影響を受けています。ネタバレになりますが、左のページは空間移動のシーン、右はスターチャイルドへ到達したような感じ。

2月25日(日)に東京ビッグサイトで開催される「コミティア147」
初参加ですが、当日の朝はサークル巡回受付作業のお手伝いもさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!!

サークル名:FTP.
配置ホール:東3
スペースNo.:か70a
ジャンル:X(アート・デザイン・写真)

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