鑑賞雑記「勝手にしやがれ」
ゴダールの「勝手にしやがれ」を
初めて観たのは多分18歳の頃。
名古屋のシネマテークだったと思う。
初めて今池駅で降りて
雑多な街の雰囲気に
のみこまれそうになりつつ
ドキドキしながら映画館まで歩いた。
ヒロインの
ジーン・セバーグに憧れて
顔も骨格も違うくせに
ベリーショートにして
見事に失敗した苦い経験。
それも含めてよき思い出だ。
あれから随分と
時が経ったけれど
スクリーンのなかの彼女は
やっぱり凛々しくて
美しかった。
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