見出し画像

人生は100年もあるんですか?

----第84号(2022年12月7日)
第83号(2022年11月30日)「ママ学は”生涯学習””越境学習”の宝庫」で、時には涙を流しながら、日々、ママ学を追求されている様子をご披露いただいた水藤麻美さんからバトンを受け取りました三輪謙介です。

では、初めましてということで自己紹介からスタートします。

【自己紹介】

 1990年、バブル崩壊の1年前に製薬会社に入社し、今日まで32年以上が経過しました。職種はMRという医療機関に自社医薬品を処方してもらうために足繁く医師のところに通う、いわゆる営業でした。熊本、札幌、愛媛、福島、兵庫、三重と転勤を繰り返し、途中から組織マネジメントをする立場も経験させていただきました。営業は弱い私を強く育ててくれました。その後、突然の人事部門へ異動となり、現在はキャリア開発支援を中心に報酬をいただいている立場です。

【54才での異動でまさかの人事】

 実は人事部門の仕事はまだ2年しか経過しておらず、まだ、「よちよち歩きの赤ん坊」状態です。営業部門一筋で30年、定年まであと何ヵ所か転勤を経験しサラリーマン人生は終了と勝手に思ってました。しかし54才にして突然の異動。本社で人事!東京単身赴任!しかも営業部門の人財育成責任者!!内示の電話をもらった時はどう受け止めていいのかわかりませんでした。
 着任して会議に出ても営業しか知らない私が知らない人事用語が飛び交い、「まずいところ来てしまった」というのが最初の感想でした。とにかく勉強するしかないと人財育成関係の本を読み漁りました。しかし、なんか身についている気がしない中でキャリコンという資格を知り、資格取得を通じて体系的に勉強する方法に切り替えました。その過程でリンダグラットン教授の「ライフシフト」に出会い、そこから私のキャリアの考え方が一変しました。

【プロティアンとの出合い】

 「ライフシフト」に出合う前は「65才で退職し、ゴルフでもしながら・・・・」と考えていましたが、54才であった私はあと46年も生きることを知ってしまったのです。「まだまだ人生は長いなぁ〜」というのが印象でした。どうするかなぁ〜、と思っているところ次にまた出合いがありました。「プロティアン」です。プロティアンは明らかに私の考え方を変えました。アイデンティティ、アダプタビリティ、変幻自在、心理的成功などプロティアンを表すKey wordがありますが、私にとってはキャリア資本という考え方がとてもしっくりきました。そして、特に社会関係資本が不足していると自覚していた私は積極的につながりを求めてオンラインで様々なコミュニティへ出かけました。するとまぁ魅力的な方の多いこと、多いこと!その世界にすぐに嵌ってしまいました。

【人生の先輩方に元気にしてもらってます】

 参加させていただいているコミュニティは私と同年代から上の方も多く、お元気な方ばかりです。とにかくお話をさせていただくだけで元気をいただいてます。あるコミュニティを運営されている74才の方と食事をする機会があり、色々とお話を伺いました。証券会社勤務時代に、もうこれ以上の出世はないと考え、55才で大学院に進学され、定年後に大学教授をされていたこと。そして今も株式公開を手伝う会社を経営されていることを聞きました。今も東京と伊勢(三重)の2拠点生活を継続されており、毎週金曜日の勉強会も主宰されてます。とにかくお元気です。
 キャリコンの勉強を通じて学ぶ楽しさを知り、社会人大学院に興味を持っていたので、相談してみたところ「絶対に行ったほうがいい!躊躇する必要はないよ!」と力強く背中を押されました。
 かくして神楽坂の居酒屋で新たなチャレンジをする決心をしました!

【若い人をも元気づけるシニアでありたい】

 行きたいと思っていた社会人大学院の試験が11月に終わり、2023年4月より晴れて学生証を手に入れることになりました。仕事の両立に若干の不安はあるものの今は楽しみで仕方ないっていう状況です。60才近くになって大学院に行って何なるのかとはじめは思っていました。しかし、多くの先輩方から人生100年時代の生き方を教えていただき、この半年で 三輪謙介 は
リニューアルしたのです。
 今の私の目標はシニアとして元気な姿を見せ、何才からでも変われることを自らの身で示し、シニアだけでなく若手をも元気にする社内のロールモデルとなることです。なんとなく肩身の狭い思いをしているミドルシニアから会社を変えたいです。
 プロティアンとして生まれ変わった私が今後、どのような成長を遂げるか見守っていてください。そして少しでも応援しているいただけると嬉しいですっ!!

次号は同郷であり、同じプロ野球球団を愛するいうありふれたご縁にとどまらず、1億2000万人が住むこの日本でこんな近くで繋がるなんて!とびっくりするつながりを知り、勝手にただならぬ関係と私が勝手に思い込んでいる方、その名もハーレー君こと原田廣人さんです。よろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?