![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/65717059/rectangle_large_type_2_669ab7ad9fe1c8a0d71e3ab97f447b6d.jpg?width=800)
「科学で考える中⼩企業の採⽤戦略セミナー 服部泰宏先生」感想
2021年11月12日(金) 大阪商工会議所主催のWEBセミナーを視聴してきました。講師は神戸大学大学院経営学研究科の服部泰宏先生です。
自分のためのメモがてら、セミナーの感想を記録しておきます。
【セミナー概要】
・採用のデザインの変化。求職者が魅力に感じる部分が、企業のブランドや知名度から変わってきた
・南極探検隊の募集文!これで集まったのが驚き
・入社後の大変さはある程度伝えたほうがいい。実際に入社したばかりの新人に大変さを聞いてみるとよい。
⇨大きな網を広げてたくさん採用するよりも、会社の弱みも含めて本気の応募者を限定したほうが結果的に採用後の満足度・定着率が高くなるのは実感としても納得できました。
・面接ではプレッシャーの掛かる環境下での行動を見るので、その人の職場での姿は見られない。弱い環境下と強い環境下の違い。
⇨興味深かったので研究者Kurt Lewinの名前であとで調べてみようと思います。
・「優秀さ」は、抽象的な「コミュニケーション能力」とかではなくて自社の中にある
ex 三幸製菓の「おせんべい採用」→おせんべいへの愛を語ってもらう。
製菓会社の中では知名度が高くないので、独自の採用方法を取り入れている。
・求職者が求めているのは「この会社に入れば一生安泰だよ」という、かつてのような「曖昧な、遠い未来の約束」ではなく…
【まとめ】
中小企業は、ブランド力で勝負できる大企業とは別の戦略があるという思いをより強くしました。
求職者に納得して来てもらい定着してもらうには、採用の段階から自社の分析を、フワフワした言葉ではなく誠実に自社の大変さと魅力を伝えることが大事なんですね。
私が考えている「人手不足の中小企業と、過去メンタル疾患で採用からあぶれてしまいがちな人をつなぐ」という提案にも、活かせるように思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?