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「すずめの戸締まり」感想

映画館で1回みたんだけど金曜ロードショーでやってたので感想まとめてみた。

・まず最初に鈴芽と草太が会うシーンが良いよね。田舎あるあるの「お前絶対この土地の人じゃないな!」感が滲み出ててすごい。
・みんなにはミミズが見えなくても地震アラートはあるんだよね。
・家が神社の身からすると「お返し申す」ってなんなんだよ!って思っちゃったけど、「かけまくもかしこき」とか「かしこみかしこみ」って言っているし、監修入っているのかなあ。祓詞(スタンダードな祝詞)は「筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に〜」って始まるんだけど、は阿波岐原は現在の宮崎=鈴芽が住んでいるところ。
・すずめが草太の手当のために家に連れてくときに鍵をガチャって開けるシーンが印象的。「いってらっしゃい」と「ただいま」がこの物語のテーマなんだな。草太とダイジンを追って、鈴芽は「いってらっしゃい」も言わずに家を飛び出しちゃう。2011年3月11日、「いってらっしゃい」と言ったきり帰って来なかった人がたくさんいたんだよな。
・でもさ、猫の名前がダイジンなのが謎。別に大臣っぽくはなくない?
・草太が、「教師になりたい。閉じ師だけじゃ食っていけないよ」っていうとこだけ妙にリアル。小さい神社だと、神主だけじゃやっていけないよ!
・お茶の水の後ろ戸に入るとき、鈴芽が靴を脱ぎ捨てて入るのも、あのタイミングじゃないといけないような。神聖な場所に足を踏み入れるときに土足は厳禁ですからね。
・その後に鈴芽がシャワーを浴びて制服に着替えるのも必然なんだよね。体を清めて正装に着替えないと神聖な場所には入れないから。

みるの2回目だけどまた泣いた。そのうち綺麗にまとめたい。

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