今日の気分は? 202400823 No.294
今朝の京都は曇り空です。1日を通しては晴れ時々曇りの予報です。午前7時の気温は28℃。日中は37℃予報です。
台風10号の進路が気になりますね。今のところ紀伊半島目掛けてきているようですが、どうなるんでしょうね。西へ動けば九州・四国・中国地方がターゲットに、東へ動けば関東・東海・東北がターゲットに、そのままだと近畿直撃もありかな。目が離せません。
テストケース5日目もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
第2段階のテストは今日が最終日です。
昨日と勝手が違うので創りやすいとか、創りにくいとかがあるかもしれませんね。一昨日から3日間は後半を固定し前半を創作していただきます。
もちろん毎日お題は替わりますが、よろしくお願いいたします。
明日からは、フルのお題に対して、前半か後半かのどちらかを利用して新しい都々逸を創っていただきます。
※昨日のテストにご参加いただいた皆さんと都々逸の数々です。
都々逸の基本情報
文字数は 七・七・七・五 の26文字が基本です
前半の『七・七』と後半の『七・五』に分けます
第2段階のテストが始まっています
テスト内容は、後半を固定し、前半を創作してもらいます
予定は3日間 (本日3日目)
お題は毎日変わります
投稿は下記別記事へお願いします (固定ページにしました)
テスト大会ですので多くの方に試していただきたいです。
よろしくお願いいたします。
「実はな、私もあの清浄さは不思議だと思っている。それに、なんか女性の神の気を感じるんだ。姿は見たことがないけどな」
「女性なら姪っ子じゃないのか?」
「違うよ。あの娘も縁結びの神だけあって、いい気を持っているが質が違う。もっと清らかでもっと鋭いんだよ」
「では玉依姫か」
「彼女とはよく一緒にいるが、彼女の気はもっと暖かく明るい」
神々の話を黙って聞いているが、神が放つ気にも色々あるんだということが分かる。それは選んで出せるものなのか、それともそれぞれの神、固有のものなのか。
「どこからその気は出てるんだ」
「おそらく龍穴だ」
「ならやっぱり玉依姫だろ。彼女は奥宮にいるんだろ」
「そうだが、違う。なんというか冷たくて鋭くて、すべてが許されないような気だ。それが龍穴から出て境内すべてを覆っている。それだけなら身が引き締まるっていうか、ちゃんとしないといけないと思わせる程度なんだけど、おかしいなと感じたのは近年少しずつだが強く、さらに鋭くなっているような気がするってことだ」
「何年もかけて徐々にということか?」
「多分そうだろう。気が付いたのは数年前だけど、このまま強くなっていくと、近いうちに人間は立ち入れなくなるんじゃないかな」
「そんなにか」
「気自体は清浄ではあるし、負のエネルギーは感じないから、我々には問題ないが、どんなメッセージが隠されているのかは知る由もないし、感受性の強い人間なら、少し変調をきたすかもしれない。今でも奥宮周辺は空気が濃いとか、重いなんていわれているから」
「そうだな。その話は聞いたことがある。何か原因があるのか?」
「はっきりとは分からない。ただ、さっき話した女性の神の気だと思うんだ」
「女神の気か。それが誰か分かっているのか?」
「分からない。ただ彼女じゃないかって思う神はいる」
「誰だ、それは」
神々にとって重要な話をされているようだが、人間の私は聞いていてもいいものだろうか?
「あのう、さっきから結構重要な話をされてると思うんですが、私は聞いていてもいいんでしょうか?」
「問題はないだろう。知ったからといって、お前に何ができるわけでもないだろうからな。但し口外はするなよ」
「分かりました」
「で、誰なんだそれは?」
緊張の瞬間。
「お前も知ってるはずだけどな。瀬織津姫だよ。貴船の神を瀬織津姫とする摂社や末社が、日本中にいくつかはあるらしい」
「瀬織津姫は実在するのか?」
「そういう反応になるよな」
神が存在を疑う神? そんな神いるのか?
「すみません、ちょっといいですか。実在するのかってどういう意味です?」
「竹本はよく喋るな。今、月様と大事な話をしてるんだ。少しおとなしくしていろよ」
「龍神、こいつはいいんだ。黙っていた方がいい時は、ちゃんと空気が読めるヤツだから」
「すみません、少しおとなしくしてます。でも小さなことでも気になっちゃうんですよ」
「仕方ねえなあ。でも、あんまりゴチャゴチャいうようなら雷落とすからな」
「何度も言ってますが、室内ですからダメですよ。それより実在するとか、しないとか」
「瀬織津姫は古事記にも日本書紀にも登場しない。つまり、日本の歴史の中に、正式には存在しないということだ」
「そういう神ってたくさんいるんですか?」
「例えば、地に根付く神とかだな。その地域の守り神みたいなやつだ。土地ならではの神だったりするから、古事記や日本書紀の歴史の中には、名前が記載されず、公には存在しないといわれる場合が多い」
「なるほど、そういう神様が、全国にたくさんいらっしゃるということですね。では何が問題なんですか?」
「大問題なんだ。失礼な話だが、そういう無名の神ではなく、彼女の名前は知れ渡っている。しかも、祓戸大神としてな」
「すみません。その祓戸大神が分かりません」
「そうか、そこからか。祝詞は聞いたことがあるか?」
「地鎮祭とか、神社で神主さんがやられるやつですよね」
「大雑把だがまあそうだな。その祝詞の中に、様々な罪や穢れを取り祓ってくれる、つまり祓えを司る神が四柱いる。その中の一柱だ。四柱は瀬織津姫、早秋津姫、気吹戸主、速佐須良比売というのだが、今は重要じゃないから説明は簡単に済ます。とりあえず瀬織津姫が四柱の一つだとだけ覚えていればいい」
祓詞では『祓戸の大神等 諸諸の禍事罪穢有らむをば祓へ給ひ清め給へと白す』と祈ります。
祓戸大神とは瀬織津比売・速開都比売・気吹戸主・速佐須良比売の四神をいい、葦原中国のあらゆる罪・穢を祓い去る神です。
大祓詞によると、瀬織津比売神は、諸々の禍事・罪・穢れを大海原へ流すとされています。
速開都比売神は、大海原へ流されてきた諸々の禍事・罪・穢れを飲み込んでくれるとされています。
気吹戸主神は、速開都比売神が飲み込んだ諸々の禍事・罪・穢れを根の国・底の国に吹き放つとされています。
速佐須良比売神は、根の国・底の国に持ち込まれた諸々の禍事・罪・穢れを何処ともしれず運び去り、きれいに消し去ってくれるとされています。
速開都比売神は伊弉諾・伊奘冉から生まれた男女一対の神の片方ですが、その他の三神は記紀への記述がありません。
「たった四柱の中の一柱? 大勢の神様がいらっしゃる中で? 超重要じゃないですか。そんな有名なのにどうして存在が疑われているのですか?」
「疑われているわけではないが、理由はいくつかある。まず、主祭神で祀られている神社が、ほとんどない。さらに主祭神で祀られていたはずの神社が、どんどん主祭神を変更している。これは、何か意図があって、彼女の痕跡を消し去ろうとしているように見える。つまり封印だな。現に過去に数度、時の権力者が祭神の変更を命じたことがあったようだ」
なぜそんなことが起こるのだ?
時の権力者にとって邪魔な存在なのでしょうか?
「摂社や末社なら全国にある。京都で有名な所では賀茂御祖神社 (通称:下鴨神社) にも境内末社で井上社というのがある。ここの祭神が瀬織津姫だ。元々は違う場所にあったのだが、焼失により現在の地に移された。井戸の上に祀られたことから、この社の名前となったのだが、なぜか土用になれば、こんこんと湧き出るらしい。この井戸から湧き出した水が流れ行く先、社の前に広がるのが御手洗池といって、葵祭で斎王代が禊をする場所だ。瀬織津姫は元々罪や穢れを祓ってくれる神だからな。余談になるが、ここには水神籤というのがある。おみくじを御手洗池に浸すと結果が現れるというもので、結構若者に人気らしい。さらに湧き出る水の泡を象ったのが『みたらし団子』で、ここが発祥の地らしい。私も好きなんだ。あの甘辛いタレがなんとも……。オホン」
月様が照れてる?
なんか可愛い。
「下鴨神社や葵祭、斎王代なんかの話しはまた別の機会にしよう」
月様、今誤魔化しましたね。少しお顔が赤いような。
つづく
一昨日の夜、寝る時に都々逸のことを考えていて、これは面白いということを考えついた。
起きたらすっかり忘れていて、時折断片だけが思い出される。
繋がらないと訳が分からないのだが、さてこの案件どうなるんだ?
天の助けが舞い降りた。
今、歩行者bさまから『タイトルには入ってなくて、歌詞の中に"fall in love"が入ってる曲』をリクエストされている。
探しているが少ない。
数曲は見つけたんだけど、それはすでに紹介済みだったりする。
始まりから数えると900曲を超える量を紹介しており、未知の世界に踏み込まざるを得ないと思っていたところ、とある方から『このアーティストのこの曲は?』と紹介していただいた。早速確認してみると条件に合致する曲だった。これを天の助けと呼ばずに何を天の助けとするのか。
ということで、天の助け第2弾お願いします。
条件に合う曲をご存知の方、洋楽・邦楽問いません。教えてください。
これでやっと眠れる……。
◆新規掲載の企画
8/25 23:59まで
◆近々最終日を迎える企画
8/23まで 本日最終日です。
8/24夜まで
8/24のみ 投稿日の設定は1日だけです。ご注意ください。
8/25 23:59まで
8/25まで
8/25まで
8/25 23:59まで
◆最終日までしばらく時間のある企画
8/31 23:59まで
8/31まで
◆最終日までずいぶん時間のある企画
9月末日まで
2025/7/5まで
期限のある企画でお薦めがあれば教えていただけると有難いです。
よろしくどうぞ。
1曲目は SUPER BEAVER の 人として 。
スーパービーバーは、2005年に結成した4人組ロックバンドです。2009年にメジャーデビューするも2012年に自主レーベルを立ち上げ、2020年にメジャーと再契約するまで地道な活動を続けてきました。この曲は2016年にリリースされたシングル曲で、ドラマのオープニングテーマにもなりました。
2曲目は 桑田佳祐 feat. 佐野元春、世良公則、Char、野口五郎 の 時代遅れのRock’n’Roll Band 。
時代遅れのRock'n'Roll Bandは「同級生で協調して、今の時代に向けた発信ができないか?」を出発点とし、桑田の呼び掛けにより同い年の5人が結集し、チャリティー配信シングルとして2022年にリリースされました。大友康平 (同級生)、原由子、ハマ・オカモトがMVには出演しています。
3曲目は 宮本浩次 の 夜明けのうた 。
宮本 浩次は、ロックミュージシャン、シンガーソングライター、エレファントカシマシのボーカリストおよびギタリストです。元童謡歌手という異例の経歴を持っています。この曲は2020年にリリースされたアルバムの収録曲で、「ガイアの夜明け」のエンディングテーマとして書き下ろされました。
お気に入りの曲のリクエストやこういう特集を組んでほしいなどがあればコメ欄にお願いします。ジャンルも問いません。
#今日の気分 #iTunes #SUPER BEAVER #人として #桑田佳祐_feat ._佐野元春、世良公則、Char、野口五郎_の_時代遅れのRock’n’Roll_Band #宮本浩次 #夜明けのうた
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