さらに遠ざかる日々〜神戸とヴィッセル神戸への想い⑤〜
神戸に舞い戻って数年が経ち、生活が落ち着いてくると何か習い事をしたくなった。
ピアノ、アコギ、ドラムの体験レッスンを渡り歩いた結果、一念発起してドラムを習うことになった。
習い始めてすぐにバンドが組みたくなり、一年足らずでバンドのサークルに入りバンド活動を始めた。
ここからの10年はもう本当にOut of Controlで、訳の分からない期間に突入してしまう。
バンド活動に夢中というか振り回されっぱなしで。。
私がサッカー業界の基本的なことがゴッソリ抜けてしまっているのはまさにこの期間。
W杯も代表も目の端にも止まらず。
おかげでイニエスタ、ボトルスキ、ビジャの活躍は私の記憶の中には一切ない。
そのバンド活動も人間関係等々、空回りしまくってうまくいかず。ボロボロになって離れることに…。
好きなバンドのライブ通いなどは続けていたけど、交友関係上は精神的に完全に引きこもり状態になっていた。
人とは距離を取っていたが、その頃から漠然と「多分…数年経てばまた人前に出ようという気にはなるだろうなぁ」とは思っていた。
そして、その時にただ単に「何歳か歳を取ってましたー」となるのは嫌だった。
何かできることはないかな…。
そんな中、とあることで転機が訪れる。
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