世界への扉 〜神戸とヴィッセル神戸への想い⑥〜
私の会社では、勤続10年で平日5日間の休みが与えられるという福利厚生がある。
精神的に引きこもっているまさにその最中に、該当の年がやってきた。
土日+平日5日間+土日の9日間…
一体何をやるねん、と。
何度も行って大好きな沖縄でも9日間はちょっと持て余す…。
9日間フル活用するとなると…。
散々悩んだ挙句に、それこそ9日間休みがなければなかなか行けないヨーロッパ旅行に行くことになった。
ヨーロッパはもちろん初めてだが、当時の私は学生時代に返還前の香港とランカウイという島、数日しか海外に行ったことがない状況だった。
さらに当時の私は英語が苦手で英会話すらもしたことがなく、散々紆余曲折を経て海外旅行慣れをしている大学時代の友人に連れて行ってもらうことになった。
旅行用具を買いまくり、大変な準備を経て…
そして旅立った初めてのヨーロッパ。
ドイツ・スイス・フランスの周遊ツアーで、最初のドイツの街に降り立った途端、頭を殴られたような衝撃を受ける。
私はすっかりヨーロッパ、海外旅行の虜になってしまった。
そして、海外旅行にはやっぱり英語が必要!ということで、一念発起して英会話教室に通うことに。
それからほぼ長期休みの度に海外旅行に行く生活が始まった。
ハンガリー、チェコ、スロバキア、オーストリア
カナダ(バンクーバー)
スコットランド、イギリス
マルタ
イタリア
ニュージーランド…
相変わらずバンド関係では交友関係は断っていたが、働く、英会話教室に通う、隙間時間で英語の勉強する、次の旅行の準備をする…とそこそこ充実した日々を送っていた。
そしてある年のGWにケアンズ に行く。
行きたくて行きやすいところには粗方行けたなぁ。次はどこに行こうかな…。
とぼんやり考えていた日常の中、ついにそれは起こったのでした…。
〜 つづく
すべてはそこから始まった 〜神戸とヴィッセル神戸への想い⑦〜|miwa@ちょっとしたことに役に立つかもしれないブログ|note
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