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どこをフィールドとして始めるか

絵本を勉強したいと思ったものの…
どこから学びを始めようか、随分迷いました。
きっと、この迷いから抜け出せず、1年は行動に移せずに過ごしていたように思います。
子どもを出産したばかりだし、これから復職もするし…と言い訳はいくらでも並べることができる状況でした。
しかし、第3子を出産し10か月の産休・育休があったからこそ、立ち止まることができ、今置かれている立ち位置を俯瞰的に考えることができました。

好きなことをやってみたい。」この言葉に尽きます。
8歳と5歳の子ども達には「好きなことを仕事にすることは、人の役に立てることが嬉しく思い、なおかつお金をもらえる。そんな素敵なことは無いと思うよ。」と何度も言葉をかけてきました。
この言葉は他人事ではなく、私自身が今後体現したいと心から思っていた事でした。
そして、そんな姿を子ども達にも見せたいという気持ちも。
今の職場は異動や三度の産休育休を経たものの、15年という月日が経っていました。
長い間コンフォートゾーンにいた私がストレッチゾーンに向かう。
決心したはずなのに、最初に思うことは、無理かも…不安だ…。
いかに自分が現状維持バイアスに縛られているかを思い知らされたのでした。
でも、とりあえずやってみよう!
自分を自分で奮い立たせ、一歩いや半歩でもいいから行動に起こしてみようと決心することができました。

それまでの気持ちを表すように、私の本棚には、いつか勉強をしたいと、一度も開いたことのない本がこんなにも眠っていました。

私の本棚より 実はまだまだ出てきそう…

気持ちが固まると、次に考えることは、どの場所で具体的な行動を起こすかといくことでした。
やはり、理論と実践の両輪を回していくことが必要なのではないか。

1.理論編

大学院まではとは行かなくても、知識を学べる場所はないかを調べてみることに。
このnoteで絵本について発信している人はいるのか。
そこで見つけたのが「絵本探求講座(ミッキー絵本ゼミ)」でした。
ゼミの課題として、学んだことをアウトプットするというリフレクションがあることが分かり、ゼロからスタートする私にとっては、自分の言葉でアウトプットしながら知識を増やしていける絶好の場所ではないかと、思い切って受講させてもらう決心がつきました。
何より救われたのは、知識も経験も無い私が問合せをさせていただいた際、とても丁寧に対応いただいたことでした。
ぺんちゃんどうもありがとうございました。

2.実践編

子ども達が小さいうちに、子どもが通っているこども園や小学校で、読み聞かせのボランティアをしてみたいとここ数年頭ではぼんやり思っていました。
小学校2年生の長男は、私が絵本に対し思い入れがあることを理解していて、「今日朝の時間にボランティアさんが絵本を読んでくれたよ、お母さんもやったら」と背中を押してくれることも。
そうだ私!子ども達が通う小学校で絵本の読み聞かせからはじめてみようと来月から自治体でやっているボランティア養成講座の申込をしたところです。

不安が無いと言ったら嘘になりますが、自分で進みたい方向へ舵をとっていいく新しい世界は、どんな景色が広がっているのか楽しみです。
進むことで、考えや方角が変わることもあるかもしれない。
でも、まずは一歩進めた自分を褒めてあげたいです。



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