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同人誌「ルナツー沖会戦」

「ルナツー沖会戦」は1990年代前半に広島のコミコンで購入した同人誌。内容はルウム戦役の後に、ルナツーに超大型戦艦プリンスオブウェールズを主力とする艦隊が入港し、女性提督(今に至るも一年戦争で連邦側に女性将官っていないなあ)がジオンに対して反撃作戦を試みる二次創作の仮想戦記。
艦名からもわかるようにマレー沖海戦を1年戦争に置き換えたパロディ。ザクⅡでなくパプア補給艦と旧ザクとガトル戦闘艇によって撃沈されるのが悲しい。
史実のマレー沖海戦のイギリス東洋艦隊は戦艦1、巡洋戦艦1、駆逐艦4だったけど、プリンスオブウェールズ役の戦艦は0083のバーミンガムモドキでレパルス役はマゼラン級、四隻の駆逐艦役はサラミス級巡洋艦が勤めていた。艦隊率いる連邦軍の女性提督スペンサー准将(タイトル画)はシーマモドキなデザイン。残念ながら史実のマレー沖海戦のフィリップス提督同様に艦と運命を共にして戦死してしまいます。准将で提督はおかしいと思いますが、コンスコンも准将だったしティアンム提督も中将で提督だったからいいのでしょう。
ジオン軍の地球侵攻を牽制するために、ルナツーからサイド7へ示威行動のために出撃するも、ルナツーとサイド7の中間点を航行中に襲われて、あっけなく撃沈されてしまいます。生き残ったサラミスの艦長がリード中尉なあたりがちょっと楽しい。

バーミンガムモドキのプリンスオブウェールズ


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