内向的な人は活躍できる☺~内向的な性格のいいところをご紹介~
誰しも自分はどんな性格だろう?と考えたことがありますよね。
あなたは自分がどんな性格だと思いますか?
明るい、よく喋る、活発、おとなしい、落ち着いている、、など自分の性格についていろいろ思うところがあると思います。
でも、自分の性格がもっとこうだったらなあ…と思うことはありませんか?
私は、子どもの頃から自分からコミュニケーションをとるのが苦手でした。
そんな性格を変えたい…!明るかったらいいことがいっぱいあるんじゃないかな?と思っていました。
確かに今の社会では社交的なことがいいこと、と認識をしている人が多くいます。
しかし、大人しい内向的な性格にも、現代社会で活かせる特徴がたくさんあるのです!
今回は、内向的な性格のいいところや活かせる仕事を紹介いたします。
内向的な性格とは?
はじめに内向的とはどんなことなのかを説明したいと思います。
特徴はざっくりと5つあります。
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①落ち着いている、おとなしいと言われることがある
②考えてから話す傾向がある
③ひとりの時間を楽しめる
④大人数でいるよりも少数での会話や食事が好き
⑤人と喧嘩や衝突するのが苦手
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自身のことを内向的な性格だと思っている人は、わかる…!と思うところもあるのではないでしょうか。
それぞれの特徴について説明していきます。
・落ち着いている、おとなしいと言われることがある
内向的な人は他人から、大人しい・落ち着いている・静か、という印象を持たれやすいです。
外交的な人は自分の外にエネルギーを使うのに対し、内向的な人は自分の内側にエネルギーを使うことが多いからです。
例えば、外交的な人は身の回りで起きたことをまずは人に伝えたい!と思います。
反対に内向的な人は、自分に起きた出来事に対して、どうしてそうなったのだろう?何が原因なのだろう?とその理由を自分の中で問いかけようとします。
このようにまず外に発するのではなく、自分の中で考えてみることができるのが内向的な性格の特徴です。
・考えてから話す傾向がある
内向的な人には思慮深い人が多いです。
前の項目でもあげたように、まず自分の中で思考を巡らせるのが上手いという特徴に加え、考えを整理して話そうとする特徴があるからです。
内向的な人が会議などで意見を求められ、突然話を振られると沈黙してしまうことがあります。
しかし何を聞かれるかわかる状況だと準備ができるので、落ち着いて話せます。
このようにいったん自分の思考を整理する時間があれば、内向的な人は外交的な人よりも深い内容を相手に伝えることができるのです。
・ひとりの時間を楽しめる
内向的な人はひとりの時間を楽しめ、そして大切にします。
なぜなら内向的な人は日ごろから自分の気持ちの動きにも敏感なので、それに対して熟考し、考えることを楽しめます。
例えば本を読んだり映画を観たりすると気持ちが高まり、興奮したり感動しますよね。
こんな時、外交的な人はすぐこの楽しさを友人や恋人などに話したくなると思います。
反対に内向的な人は気持ちを自分の中でかみしめたり、よかったと感じたシーンを思い返すことで感動を味わうのです。
そのため内向的な人はひとりで過ごすのがうまく、楽しむことができます。
・大人数でいるよりも少数での会話や食事が好き
内向的な人は大人数の中にいることが苦手な人が多いです。
それは内向的な人が生まれ持った気質に大きく影響します。
その気質とは、刺激(音やにおいなど)に対して高反応を示すというものです。
例えば大勢のパーティに参加した際、ガヤガヤと騒がしい中で人と話さなければなりません。
目の前にいる相手の言葉にだけ注目して話をすれば問題ないのですが、高反応を示す人はまわりの雑音にも反応しやすいという特徴があるのです。
そのため内向的な人は大人数の中にいるよりも、少人数でいることを好む傾向があります。
・人と喧嘩や衝突するのが苦手
内向的な人は自分の気持ちを言葉にするのが苦手です。
なぜなら先ほども述べたように自分の中で考えたり思いを巡らすのが得意なため、思ったことをすぐ口に出せないからです。
討論などでは早く発言する方が有能に見えるので、スピーディに喋る人との会話では後手にまわってしまい不利になります。
特にいら立っている人や怒っている人はまくし立てて喋る人もいます。そんな状況ではなおさら意見が言えなくなってしまうため、喧嘩や衝突を好みません。
内向的な性格のメリット
内向的な性格もただ物静かなだけではないことがわかっていただけたかと思います。
内向的な性格であることにはメリットがあるのです!
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メリット①聞き上手
メリット②集中力が高い
メリット③クリエイティブで創造力が高い
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メリットについて詳しく説明していきます。
・内向的な性格のメリット①聞き上手
内向的な性格であることのメリットに聞き上手が挙げられます。
なぜなら内向型の人は思ったことをすぐ口に出すのではなく、一度自分の中に落とし込んでから発言をするという性質があるため、話の最中に遮ることが少ないのです。
話の内容に耳を傾け、相手のことに集中できるので、訓練をすればしぐさやボディランゲージから相手が欲しい相槌やアドバイスを適切なタイミングで行えるようにもなります。
話をしたいな…と思っていても間がなかったり、相手が話しを聞いてるのかよくわからない…という状況だったら、話しずらいですよね。
このように相手のペースに合わせて会話を進めることができるのが、内向型のいいところです。
・内向的な性格のメリット②集中力が高い
内向型の人は「フロー」という物事に没頭し、精神的に集中している状態になりやすい特徴があります。
それは行動がもたらす報酬や地位ではなく、行動そのものを目的にできるからです。
例えばひとりで本を読んだり映画を見ることは、自分の知識を高めることに繋がりますが、社会的地位があがることには繋がりにくいです。
それでも趣味に没頭できるのは、その行動自体を楽しめる性質があるからなのです。
そのため行動自体に楽しみや意味をみつけると、高い集中力を発揮します。
・内向的な性格のメリット③クリエイティブで創造力が高い
“内向的な性格とは?”で、刺激を強く受けやすいという特徴があることをお伝えしました。
その特徴を活かすことで、クリエイティブさを得られます。
なぜなら刺激を受けやすいということは、自分が欲しい刺激を敏感に察知できるからです。
その例として、内向的な人は芸術が好きでアート制作をする人が多いです。
芸術という分野には正解がなく、制作した人のパワーや空気など心を豊かにする刺激を多く受けられます。
自分の中で問いかけをするのが上手い内向型は、刺激を受けることで自分の中の世界を広げることができるため、創造力が高いと言えます。
・内向的な人のいいところはたくさんある
このように、内向的な人には他の人にはない長所がたくさんあります。
ここからは、この性格を仕事で活かす方法を解説します!
内向的な性格を仕事で活かす
内向的な性格の人は、自分が内向的だからうまくいかない…
もっと明るければ仕事が円滑に進むのに…と悩むことがあると思います。
しかし、今まで述べてきたように内向型にも、内向型しか活かせない長所がたくさんあります!
その長所を活かしてできる仕事について説明していきます!
・内向的な性格を活かせる仕事
内向的な性格を活かせる仕事として、以下のようなものがあります。
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・営業
・販売
・事務
・アーティスト
・エンジニア
・プログラマー
・開発研究
・商品企画
・フリーランス
・経営者
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例をあげると、
・営業職 →聞く力を使ってお客さんのニーズに合ったものを提案する
・アーティスト →クリエイティブさと創造力で、魅力的な作品を作り上げる
・フリーランス →自分のペースで仕事に取り組めるので、高い集中力を発揮しやすい
このように、内向型の性格を活かせる職業はたくさんあります。
しかし、どんなに向いている職業を選んでもいいことばかりではありません。苦手なことや大変なことがついてきます。
そんな時こそ大切なのは、“自分の強みを知っている”ことです。
例えば、開発研究を行っていてアイデアが思いつかない…というスランプに陥ったときでも、自分には高い集中力があるということを思えば、自分に足りないものを補い新たに勉強できる、という自信になります。
こうして複数の強みを知ることが、自分に合う仕事を見つけることに繋がります。
・成功するリーダーは内向的
リーダーシップを調査した研究で、こんなものがあります。
ビジネス理論家のジム・コリンズの研究によると、優れた大企業の多くは、内気で控えめな人物に率いられているという結果が出ているのです。
この調査は優良企業11社を選んで、CEOの性質を社員にヒアリングし深く掘り下げました。すると11社すべてのCEOが「静か・控えめ・無口・内気・寛大・温厚・でしゃばらない・良識的」という内向型にあてはまる特徴が共通点として見つかりました。
この結果から、企業を成長させるためには偉大な個性や自分のエゴではなく、経営する企業を育てられるリーダーが必要なことがわかりました。
CEOは明るく社交的だというイメージを持っている人が多いと思いますが、実際はそうではなかったのです。
自分にリーダーは務まらない…リーダーらしい性格ではない…と考えている人も、世の中のリーダー像に沿う必要はありません。
自分らしくいることで、リーダーとしての素質を発揮できるのです。
内向的な身内や友人
家族や友人、職場に内向的な人がいてどうコミュニケーションを取ったらいいかわからない…というパターンもあると思います。
なかなか相手からは話しかけてこないし、こちらからどう声をかけたらいいか迷うこともありますよね。
内向的な人との円滑なコミュニケーション方法を見つけましょう!
・共通の話題を見つける
内向型と話すときは、共通の話題を見つけるのがいいです。
内向型は頭の中で整理できていないことを話すのが苦手なため、知識を持っている内容を喋れれば話がはずみます。
この記事を読んでいるあなたも、自分の好きな分野について話を振ってくれる人がいたら気分があがりますよね。
外向型やしゃべるのが好きな人だったら、話が止まらなくなる人もいるでしょう。
このように、できるだけ内向型が話しやすい内容から入ることでコミュニケーションがとりやすくなり、共通の話題以外も話せるようになります。
・話すときはできるだけ2人で話す
他人に話が聞かれない、2人でじっくりと話せる場所で話しましょう。
雑音の多い場所では話しずらいですし、関係ない人に自分の意見を聞かれることも苦手です。
カフェなどの飲食店で話すときは人の少ない静かな場所で話をするのがいいですし、図書館や公園などを利用するものいいですね。
話し相手がちゃんと聞いてくれてるということがわかると、内向型は自分の話をしてくれます。
・ひとりの時間と話す時間のメリハリをつける
内向型の人と話しをしたいからと言って、ずっと拘束するのはよくありません。対話する時間とひとりで考える時間どちらも大切にすることが重要です。
誰かといる時間が多すぎると内向型の人は疲れてしまいます。
あの人と話すと疲れるな…という印象ができてしまうと、話したくなくなってしまうため、あらかじめ話す内容を決めて一定時間で話しを終わらせるのがいいですね。
内向的な自分を肯定しよう!
いかがだったでしょうか。
この記事からなんらかのヒントを得て、生活に活かしてもらえたらと思います。
自分のいいところを見つけて自信を持って過ごしてもらえたら嬉しいです。
内向的な人に対して少しでも理解が深まることを祈っています!
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