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紅葉の種( たね )





伊呂波紅葉( いろはもみじ )は、5月中旬くらいから、プロペラのような形の実を、実らせます。









葉を紅葉( こうよう )させる時になると、実は茶色くなります。





強い風が吹いたら、より遠くへ飛んでいけるように、一粒一粒の重量を軽くします。









京都市、東福寺( とうふくじ )の境内の谷です。

湿度と風通しを好む紅葉( もみじ )にとっては快適な環境で、紅葉( もみじ )以外の木が芽吹いても抜かれるために、紅葉( もみじ )ばかりの谷になっています。




臥雲橋( がうんきょう )から、上の写真に写っている回廊の通天橋( つうてんきょう )へ行ってみます。







通天橋です。








通天橋から、先ほど写真を撮った臥雲橋( がうんきょう )の方を眺めます。


葉っぱを落としている木は、すべて紅葉( もみじ )です。


秋には、このような光景になります。







通天橋を進むと、このような光景になります。


向こう側の正面に見えるのが、本堂に当たる佛殿( ぶつでん )です。









仏殿の手前に生えている紅葉( もみじ )には、まだたくさんの実が枝に付いていました。





紅葉( もみじ )の多くは、紅葉( こうよう )させた葉を落としてから、実を落とします。


実は、地面いっぱいに落ちた紅葉( もみじ )の葉の絨毯に落ちます。
( 東福寺の場合は、落ち葉は掃除されますが・・ )


その小さなサイズから、実は、落ち葉の間へ入って、冬の乾燥から守られます。


そして春になると、紅葉の赤ちゃんたちが芽吹きます。





紅葉( もみじ )の、冬の営みです。


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