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陸のような、水のような、



北海道、釧路湿原のまわりの丘を歩きました。








木道を歩いていると、




大花延齢草( おおばなのえんれいそう )が、白い花を咲かせていました。



あたりを眺めると、



大花延齢草たちが、ちらほらと花を咲かせていました。



そして、



大桜草( おおさくらそう )も、ピンクの花を咲かせていました。




丘の上の森を、しばらく歩くと、







視界のひらけたウッドデッキに着きました。



そこからの釧路湿原の眺めは、








圧倒的な雄大さでした。







せっかくなので、丘を下りて、湿原を歩いてみることにしました。







最初は舗装された道だったけど、




眩しく光る、新しく作り替えられたウッドデッキになって、




まわりは、水で満たされた森でした。




しばらく歩くと、




地平線までつづく草原が広がっていました。





一見すると草原のようでも、上の写真の真ん中あたりをよく見ると、





草のすぐ下まで、水が満ちているのが見えました。





そこが陸地なのか、水なのか、


そして、草々がひろがる草原なのか、



木々が生えている森なのか、


ここでは、無数の生き物と大地の営みによって定まっていて、
ああ、これが自然の営みそのものだと、あらためて感じ入りました。





森の地面には、




水芭蕉( みずばしょう )たちが、地中から若葉を芽吹かせていました。




そして、釧路湿原を歩いて、たくさん見かけたのが、


どこかユーモラスな姿をした草たちでした。



これは「 やちぼうず 」といって、


「 釧路湿原にあった展示 」

湿地に生えるスゲ類という草が、寒冷な気候によって、このような推移で生まれる姿のようです。



ビジターセンターでは展示をされている「 やちぼうず 」もいて、なんだか妖怪みたいな迫力でした。









5月中旬の釧路湿原は、




陸のような、水のような、緑あふれる世界でした。



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