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forest forest

今までのアーカイブはコチラ→ https://www.niwatomori.com/forest_forest_map/ 森の案内人・三浦 豊が、週に1,2回、日本中の森林、木々… もっと読む
キャラ立ちした木々、無数の森林や名所・・・、 森目線になると、日本はほんとうに、すばらしいことにな… もっと詳しく
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2022年7月の記事一覧

究極的に美しく

鹿児島県のまんなかにある大きな湾、錦江湾( きんこうわん )の北側に、 小浜( おばま )という集落があって、 その集落の内外でどのような植物が生えているのか、調査とお話をさせてもらいに行きました。 なんだか沖縄の古い集落のような、雰囲気のある集落でした。 集落の郊外には、

ユーカリ

僕が住んでいた京都府城陽市の家の近所に、気になる木がいました。 合成写真ではありません。笑 一軒家の玄関先に植えられたユーカリです。 とても成長の早い木で、これで樹齢は40 〜 50才くらいだと思います。 この木は、近隣からの「 危ない。怖い。」という声によって、残念ながら伐られてしまいました。 これは、茨城県庁の駐車場にいたユーカリです。 こう見ても、樹齢は100才になりません。 そんなユーカリで、100才以上になる巨木が愛媛県にいると聞いて、会いに行ってみま

苔の里

石川県の南部の、山間の集落へ行きました。 集落の奥まった所には、 モダンなしつらえの看板がありました。 過疎化で悩まれているようですが、それは世界中で起こっていることで、だからこそ、ここから発信ができることもあるのではないか。 ここから「 自然資源 」「 景観 」「 文化の持続可能な利用と管理のありかた 」を探究する「 叡智の杜づくり 」を行い、大切なものを次世代へと継承していくように努めます。 ということが、 看板に書かれていました。 最初に英語が書かれているこ

鎌倉時代の庭園

山梨県、甲州市( こうしゅうし )にある、恵林寺( えりんじ )へ行きました。 夢窓 疎石( むそう そせき )によって、鎌倉時代に創建された禅寺で、 戦国時代、日本中にその名が轟いた武田氏の菩提寺でもあります。 お堂へ入ると、 武田信玄の本陣の軍旗に掲げられた「 風林火山 」が掲げられていました。

真夏の砂丘にサンダルで行ってはいけません

静岡県、浜松市の海岸にある中田島砂丘( なかたじまさきゅう )へ行きました。 海沿いには森が広がっていて、その中にある小道を、海へ向かって歩きました。 たくさんの草木が茂っていましたが、道の部分だけは白い砂になっていて、 この森が、砂丘の上にあることを感じられました。 しばらく歩くと、 視界がいよいよひらけてきて、

6万坪の芽室公園

北海道、十勝地方の芽室町( めむろちょう )にある、芽室公園( めむろこうえん )へ行きました。 十勝地方の中心都市、帯広市の西隣にある町で、 芽室公園は、その町なかの北側にあります。 この公園は、 手入れが行き届いた芝生が広がっていて、なんだか、日本の公園ではないようでした。 芽室は、ゲートボール発祥の地らしく、 さまざまな運動がしやすいよう、芝生が広がっていました。 この公園の広さはなんと約6万坪もあるようで、見渡すかぎり、このような光景が広がっていました。

聖地

( 前回のつづき ) 諏訪大社の上社本宮、上社前宮の二社が、信仰の対象にしている山へ登りました。 車道を歩いていると、登山道らしきものがあったので、登ってみることにしました。 しばらく歩くと、 小さな石の祠がありました。 自然石の上に鎮座している祠には、まわりに御柱( おんばしら )が立てられていて、 「 磯並社 」と書かれた、この社( やしろ )のことを調べてみました。 この社は、大祝( おおほうり )が職位につかれた時に行われる「 上十三所御所参 」の、重要

聖域

( 前回のつづき ) 諏訪大社の上社本宮( かみしゃほんみや )から、南東へ1.7kmほど行った所にある、上社前宮( かみしゃまえみや )へ行きました。 二の鳥居を通って、 石段を登ると、

諏訪大社 ・ 上社本宮

長野県、諏訪大社( すわたいしゃ )の、上社本宮( かみしゃほんみや )へ参拝しました。 諏訪大社は、日本最古の神社とも云われていて、諏訪湖のまわりに4社あります。 中でも上社本宮は、その中で最も規模の大きな神社です。 境内は、大きな木がたくさん茂っていて、 その森は、長野県指定の天然記念物になっていました。 中でも、ひときわ大きな欅( けやき )が生えていて、 樹齢は、約1000才もありました。 歩き進んだ所にあった手水鉢の隣には、 獅子の口から、温泉が流れ