「探偵物語」のはなし
あぶない刑事はギリギリ自分が知ってる時代でしたが、探偵物語の時代となるとさっぱりわからない世代です。
でも、松田優作、「なんじゃこりゃ～！！」、工藤俊作のシルエットは世代じゃない世代でも知ってる方が多いはず。
このドラマの松田優作さんがワンピースの青雉クザンのモデルになっているのはおなじみですね。
放送は1979年です。
まだ生まれてもいねえです・・・。
総理大臣は大平正芳ですね。
なにした総理でしたっけ・・・。
三角大福中の一人だったのと衆参同日選挙中に亡くなったのと・・・。
経済的にはオイルショックを受けつつもそれを乗り越え、世界の工場として名を馳せていたころでしょうかね。
加工貿易と貿易黒字と貿易摩擦はこの頃にはすでに始まっていたような気がしないでもないです。
ストーリーはきっと誰かが丁寧に解説してくれてるはずですので別の視点で。
前に話したあぶない刑事よりもさらに一昔前ですので、もっと日本の町並みは昭和っぽいです。
キャストのファッションも古いのですが、松田優作演じる工藤俊作の格好は今でも通用しそうなおしゃれ感抜群です。
探偵が刑事を出し抜いて事件解決的ストーリーですので水商売や性風俗、暴力団が登場する事が多めです。
これらを一括りに夜の街ズとさせてもらって。
ドラマに出てくる夜の街ズの活気はすごくて日本を支えている柱の一つであると言い切れます。
こういうのを見るたび、品行方正のみ価値があるような社会はなんて息苦しいんだろうと思います。
一方で、品行方正じゃない系は粛々としていないといけないとも思います。
どっちにしてもX的なSNSは変にそういう文化を壊している気がしてなりません。
そんな私のくだらねえイデオロギーは置いといて・・・。
（きっと女神転生シリーズの記事を書く時に触れるはず）
当時の経済の勢いが番組を通してもひしひしと伝わってきます。
そこがとっても刺激的で良いんですよ。
この当時の建物の多くはなくなっちゃっているんでしょうね。
だって都内で築45年以上の賃貸とか少ないですもんね。
それと、古いからダサいとも言い切れないのが良いんです。
工藤俊作の所に入り浸ってるオネエチャンズもおしゃれです。
中でも工藤俊作の事務所がなんといってもイイんです。
もう取り壊されたのですが、東京都内の神田淡路町にあったんですって。
私の事務所もこういう所に置きたいんですよ。
もしくは夜の街の一角のきったねー貸ビルの4階ぐらいがいいです。
ちなみに酒もタバコもやらないし、朝型なので夜のお店もいかないんですけど・・・。
とにかく、探偵物語は昭和の良さが存分に出まくってる名作です。
Amazon primeとかで見れるので是非ご視聴あれ！！
最後までお読みいただきありがとうございました。
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