向かう所敵なし。誰からでも好かれる妹を持ち、僕はついにコンプレックスの化身となった。
前回は、姉について紹介をしました。
今回は、妹について紹介をしようと思います。
1.どこに行っても人気者の妹
姉に比べ、妹とは幼少期から一緒にいる時間がたくさんありました。
妹は、僕と顔が似ています。
姉にはえくぼがありませんでしたが、僕と妹にはえくぼがあります。
妹はいつも僕の真似をしていました。
僕が仮面ライダーか何かのポーズを取ると、妹も同じようにポーズを取った写真がたくさんあります。
妹は親戚から大人気でした。
僕も親戚から可愛がってもらっていましたが、愛想よく振る舞うことが下手で、いつも逃げていました。
それに比べ、妹は誰に対しても愛想よく振る舞うことが上手で、どこに行っても人気者でした。
2.中学三年生の時
僕が中学1年生の時、「三浦先輩の弟」として、姉の人気者すぎる存在に、コンプレックスを感じ始めました。
そして、その再来が来たのは中学3年生の時でした。
なぜか僕の妹が、同級生の間で注目を浴びるようになりました。
同級生の男子に、やたら声を掛けられるようになりました。
僕は、妹の性別とか気にしたことがありません。
中学校に入ってから、妹が女子として見られるようになり、妹はどんどん人気者になっていきました。
それと同時に、僕のコンプレックスはどんどん大きくなります。
3.才色兼備の姉と妹に挟まれて
小学生の時までは、ずっと一緒で変わらないと思っていた姉と妹が、中学生になってからどんどん遠い存在となっていきました。
姉と妹の良いところを知れば知るほど、自分のダメなところがたくさん見えてきます。
コンプレックスが大きくなり、それと並行して自分の自信を無くしていきました。
僕はもはや、コンプレックスが服を着て歩いているようなもの。
コンプレックスの化身となってしまいました。
4.まとめ
なぜ人は、人の良いところと自分の悪いところを比べたがるんでしょうね。
人の良いところを見るように、自分の良いところを見れば、自分のことを肯定できるのに、当時はそれができず悩んでいました。
コンプレックスの塊だったからこそ、常に現状不満足で、自分の人生を考える機会がたくさんあったと思います。
結論から言うと、この最強の姉妹に挟まれていたおかげで、僕は高校デビューを果たすことができました。
今となっては、姉と妹に感謝することばかりです。
その時のエピソードは、また今度お話します。
次回は、父親の話をしようと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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