オーディションの書類選考に落ち続け、自分の俳優としての市場価値を痛感した話。
俳優を目指し上京し1年目。
俳優の学校で学ぶことがたくさんありながらも、早く本格的にプロの現場でやってみたいという思いが高まり、俳優事務所のオーディションを受けてみることにしました。
1.オーディション
オーディションを受けようと思っても、どうやったらオーディションが受けられるのかが分かりません。
当時はインターネットで調べても、信頼性のあるオーディション情報は無し。
インターネットがダメなら本屋に行こうと思い、本屋で売られていた「月刊オーディション」や「月刊デビュー」を購入し、調べてみることにしました。
2.オーディション雑誌
オーディション雑誌を見てみると、気づいた事実がありました。
それは、オーディションには応募できる年齢制限があること。
18歳未満の募集は複数ありましたが、18歳以上の募集はほとんどありませんでした。
これから目指す所なのに、本格的に動いている人と比べると、もうすでに遅れを取っていました。
俳優を目指すことは15歳のころから決めていたのに、なんで僕は15歳の時から動かなかったのか。
後悔していても仕方ないので、ごく僅かでも応募できるものを、片っ端から応募することにしました。
3.書類選考の壁
毎月のように10通くらい、書類を書いて各オーディションに応募していました。
しかし、一通も返事はありません。
何がダメだったのか、知りたくても教えてくれる人はいません。
身長が170センチ以上あれば。
顔が国宝級のイケメンだったら。
審査員の目に留まるような特技があれば。
色んな「たられば」が頭の中で駆け巡っていました。
せめて対面オーディションに進めば、アピールできることもあるけど、プロフィールと顔写真で落とされてしまう、現実の厳しさに心が折れそう。
それでも、毎月毎月書類を送り続けました。
4.その後
一件オーディションの合格通知が届き、喜んでいたのも束の間、上記記事で紹介したような、多額の金額を請求されたオーディションを経験しました。
思っていた以上に、俳優を目指す上での現実は厳しい。
これだけでもなかなか無い経験ですが、その後歩んできた過酷な日々と比べると、まだまだ序の口のエピソードでした。
まとめ
俳優の道は狭き門。
良いこともあれば、良くないこともたくさん経験しました。
また引き続き、俳優を目指す上で経験したエピソードを紹介します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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