映画出演後、地元の成人式へ参加したときに感じた周りの変化

東京へ上京し2年が経過しようとしていた頃の話です。

僕がエキストラで出演した映画が全国上映され、大ヒットを記録しました。

１．映画出演後

僕はエキストラ出演でしたが、映画を見てみると主演の俳優さん2人と並んだ、3ショットのようにバッチリ映っていました。

友達から見てもはっきりと分かるレベルだったので、当時通っていた専門学校のクラス中で話題になっていました。

全国デビューおめでとう！

でもクラスで話題になったのは一瞬だけで、数日もすると忘れられていました。

２．成人式

映画が公開された数か月後、成人式に参加するため、地元岡山に帰省しました。

約2年ぶりに会う、地元の同級生たち。

でも僕にとっての学生時代は、あまりいい思い出がありません。

僕の小学校時代はいじめられていたこともあったし、中学校のカースト制で言うところの「下の下」。

同級生に会うのは楽しみ半分、「またいじられるのは嫌だな」と感じていました。

３．同級生と再会

同級生と再会すると、変わっている人もいれば、変わらない人もいました。

そんな中、同級生にこんなことを言われました。

三浦くん、もしかして映画出てた？

「え！？何で知ってるの？」とまさかの質問にびっくりしました。

いや映画見とったら三浦君出てきて。
そういえば俳優目指して東京出とったなって。
すごいなと思ったよ。

僕が知らないところで、俳優を目指していることと、映画に出たことが地元で話題になっていました。

４．周囲の変化

色んな同級生に話かけられ、激励の言葉をいただきました。

応援してるよ！

サインでももらっとこっかな。

俺もがんばろうって思ったよ！

東京へ出ることは地元の友達にはほとんど伝えず、一人で頑張っていたつもりでした。

でも僕の知らないところで、地元のみんなに勇気を与えることができていて、すごく嬉しかったです。

５．これから

僕が東京に出た一番の目的は、映画に出ることでした。

映画に出たことで、目的を果たした僕は「これからどうしようか」と考えていました。

でも、これだけ応援してくれる人がいるなら、みんなに喜ばれるようにもっと頑張ろうと、決意を新たにした出来事でした。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！

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